トイプードル☆ララ&ベベの日常+α

トイプードル「ララ&ベベ」とその飼い主「まお」の成長記録です♪

蛋白漏出性腸症⑦

2021年12月18日 | べべの蛋白漏出性腸症
現在、ベベのアルブミン値は危険水域を脱しています。

ブログを書く心の余裕がなかったので、少しずつ振り返りながら書いていきたいと思います。



◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇



11月17日、病院へ。

アルブミン値1.5→1.5

変化なしの現状維持。

でも、イオンバランスと腎臓系に関しては100点をいただきました。

肝臓系の数値も改善。CRPも安定。

なので、上記の結果からステロイドのさらなる減薬が決まりました。

1日0.5錠→2日0.5錠

ステロイドが効いてないことはすでにわかっていたので減薬には大賛成なんだけど、ただね、アルブミンがね、ぜんぜん上がらないのが問題なんですよ💧

ついに担当医からシクラバンス(シクロスポリン)に代わる別の薬、謂わゆる抗がん剤についての話が出ちゃうくらいに…。

これだけ薬が効かないなら誰だってリンパ腫の文字が頭を過ぎるよね…。

まあ、抗がん剤を使うから絶対にリンパ腫ってことはないんだけど、それでも難治性の蛋白漏出性腸症であることには違いないよね…。

それでもフードを(強制給餌で)食べるようになって、死んだような目をしていたべべの目に力が出てきたから、何の根拠もなかったんだけど頭の片隅では後一押しのような気もしていました。

ウルトラローファットフードを食べさせたときも、療法食のフードを食べさせたときも、便の調子はほとんど変わらなかった。

それにアルブミン値が1.5以下になったときも、見た目や触診ですぐにわかるほどの量の腹水は溜まらなかった。(本当はもっとお腹がパンパンになっていてもおかしくない数値だと何度も言われました)

もしかするとベベは〝低脂肪〟よりも〝腸内環境を整える〟ことのほうが重要なのではないだろうかと思い始めました。

そこで、ベジタブルサポート ドクタープラス ファイバーのサプリメントと、



ヒルズ プリスクリプション・ダイエット i/dシリーズのフードと腸内バイオームのフードを試してみることにしました。





すると、なんと便が固まり出しました!🙌

これがサプリメントのおかげなのか、フードのおかげなのかはわかりません。

一番はシクラバンス(シクロスポリン)の薬がようやく効き出したってことなんでしょうけど、それでもひさしぶりにべべの綺麗な💩が見れて本当に嬉しかったです🙌





便が固まり出してから目に見えてベベに元気が出てきました。

ようやっと腸が栄養を吸収できるようになったんだね😭



蛋白漏出性腸症⑥

2021年12月17日 | べべの蛋白漏出性腸症
現在、ベベのアルブミン値は危険水域を脱しています。

まだ基準値には達していませんけどね💧

ブログを書く心の余裕がなかったので、少しずつ振り返りながら書いていきたいと思います。



◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇



11月9日、病院へ。

二、三日前からウルトラローラットフードを中止して、消化ケアのドッグフードへ変更しました。

フードは、ロイヤルカナン消化器サポート低脂肪、ジェーピースタイル ダイエティクス ダイジェストエイドを強制給餌で食べさせることにしました。

ウルトラローファットフードを止めた理由は、どうしても栄養バランスが悪くなるので、貧血の改善が見込めないと思ったのと、

同じ蛋白漏出性腸症のワンちゃんが、ウルトラローファットフードを始めてすぐに劇的に回復したのに比べて、ベベにはそれほど効果が出なかったからでした。

血液検査の結果は、

アルブミン値1.5→1.5

と現状維持。

それでもドライフードに変えたおかげで電解質のバランスは正常化しました。

アルブミン値は未だ低いままなので、ステロイドは変わらず1日0.5錠。

今まであまり触れずにいましたが、白血球の数値もずっと高かったのですが、ここにきて半減してくれたので注射のコンベニアを中止して、飲み薬のタイロシンのみとなりました。

食事療法の後押しにと、病院で耳裏に食用増進剤(ミルタザピン)の軟膏↓↓↓を塗ってもらいました。猫ちゃん用の薬のようですが犬でも大丈夫とのことです。



この薬が結構よく効いて助かりました🙏

貧血は維持。良くも悪くもなっていませんでした。

ただ、ドライフードを強制給餌で食べさせることにしたので、少しずつ改善してくれるのではないかとの希望的観測は持っていました。





これ以上の筋力低下を防ぐために、抱っこ散歩&ちょこっと散歩は続けていました。




蛋白漏出性腸症⑤

2021年12月15日 | べべの蛋白漏出性腸症
現在、ベベのアルブミン値は危険水域を脱しています。

まだ基準値には達していませんけどね💧

ブログを書く心の余裕がなかったので、少しずつ振り返りながら書いていきたいと思います。



◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇



11月2日、病院へ。

べべのアルブミン値は1.2→1.5と微量に上昇。

でも、まだまだ低い数値であることは変わらない。

けれど担当医は再度のステロイド減薬を決断されました。(一度、1日1と1/2錠→1日1錠に減薬済み)

理由は「どこかで必ず減薬はしなければならないから」と言うことでした。

減らしたステロイドに代わってシクロスポリンを0.15ml→0.2mlに増薬。

ストロイドは1日1錠→1日0.5錠になりました。

今回はミネラスバランスも調べてもらいましたが、結果は最悪😱

おそらくウルトラローファットフード(ササミ&ジャガイモ&白米orマグロ&ジャガイモ&白米)を食べさせているからでしょうね💧

塩を入れるように指示されました。

チューブサプリメントのニュートリカルも追加。(このニュートリカルのアマゾンレビューは涙なしには読めないの😭)

ウルトラローファットフードにマグロを加えたおかげで貧血は若干改善されたけど、このまま貧血状態が続くなら輸血も考えなくてはいけないとのこと。

こちらの病院では輸血はできないので、そうなるとどこか別の病院を探さなくてはね…。

強制給餌をしているとべべの口周りにベタベタした食べ物がいっぱい付いてしまうが困りもの💦

毎回洗っているけれど、雑菌が繁殖したら大変なことになるからと顔バリを勧められて病院で剃ってもらいました。

べべ、初の顔バリ。結構可愛かった❤︎

写真は最近のですが(このときは写真を撮ってる余裕がなかった💦)、蘭ちゃんママのMIKANさんからララの1歳の誕生日のお祝いにいただいたスヌードが大活躍です。

MIKANさん、本当にありがとうございました🙏





この頃が一番弱っていたように思います。

小さな段差に躓いてしまったり。

1日に何度も水のような便や泥のような便をしたり。

トイレで踏ん張れずにバタリと倒れてしまったり。

それでもヨタヨタと歩きながら頑張ってトイレに行く姿がいじらしくて涙が出ました。

強制給餌をするたびにガタガタ震えて嫌がるベベに「食べなくちゃ死んでしまうから!」と言い聞かせながら、夫と2人で無理やり食べさせるのも辛かったな。

体重も病気になる前の3.1キロから2.4キロまで減ってしまいました。

抱っこをすると、薄くなった肉と、ゴツゴツした骨と、軽くなった体重がダイレクトに手に伝わってきてとても悲しくなりました。

抱っこ散歩の途中、筋力を低下させないために歩かせた2〜3メートルの距離を、ゆっくりゆっくり歩く姿にベベとの別れを覚悟したりもしました。


強制給餌に大活躍したシリンジがこちら↓↓↓



このシリンジのおかげで、強制給餌をしているのに口の中がまったく傷ついていないと担当医に褒めてもらえました✌️

強制給餌がべべの命を繋いでくれたのだと思います。

早い段階で強制給餌に踏み切って本当に良かったです!



べべの蛋白漏出性腸症④

2021年10月28日 | べべの蛋白漏出性腸症
療法食を食べなくなったので強制給餌を始めましたが、それも拒否されてしまいました💦

口に入れても舌でペッペと吐き出してしまいます💦

もう経鼻カテーテルしかないのかと思いましたが、ササミだけは喜んで食べるので〝ウルトラローファットフード〟を試してみることに…。

ウルトラローファットフードとは、ササミとジャガイモのみで作った脂質をゼロに近いくらい制限した手作りフードのことです。

うん、ササミは食べる。

でも、ジャガイモは拒否するよ〜😱

仕方がないので、ジャガイモはスープのように伸ばしてシリンジで強制給餌をすることにしました。

ウルトラローファットフードを試してから1日後、ちょうどその日は血液検査日だったのですが、蛋白値とアルブミン値がわずかにですが上昇しました!

TP3.0→3.4
ALB1.0→1.2

ですけどね💧

この数値では効果が出ているのかまだ判断はできませんので、引き続き続けていくことにします。

とはいっても、栄養面から言ってもずっとウルトラローファットフードを続けていくとは無理があるので、次の検査結果が出たらサプリメントで足りない栄養を摂れるようにしていきたいです。

ブレンダZのおかげで、危険値まで上昇していたリパーゼの数値が下がりました。

高価な注射だったけど、これで膵炎の危険性が低くなったのなら良かった。膵炎ってものすごく痛いみたいだしね。

血便が出ているせいか、貧血が進んでいることから止血剤を追加。

肝臓の悪化がほとんどないことからステロイドを増加。(悪化してないってことは効いてないってことじゃないの?っていう意見は却下された💧)

わたしの希望でプレバイオティクスのサプリメントを追加。

飲ませている薬(サプリメント1種含む)は、

プレドニゾロン(ステロイド)1日2回 1/2と1/4錠
ガスター(胃薬)1日2回 1/4錠
フラジール(抗生剤)1日2回 1/6錠
エクセラーぜ(消化補助薬)1日2回 1/2錠
クロピドグレル(抗血小板薬)1日1回 1/4錠
カルバゾクロム(止血剤)1日1回 1/8錠
ウルソデオキシコール(強肝剤)1日1回 1/4錠
スクラルファート(胃粘膜保護)1日2回 3cc
シクラバンス(免疫抑制剤)1日1回 0.15ml
ディアバスター(下痢止め薬)1日2回 1錠 ←とんぷくとして使用
マイトマックススーパー(プロバイオティクスサプリメント)1日2回 1/2カプセル

以上です。

エクセラーぜ(消化補助薬)もわたしがお願いして飲ませています。

どれだけ飲んでるのかわからなくなるくらいの種類を飲んでいます。薬の管理が大変です💦

それでも注射からすべて飲み薬に変更となりました。





腹水のおかげでお腹が重そう。立ち上がるのにも苦しそうです💦

少しでもアルブミン値が上がって腹水が少なくなりますように…🙏



べべの蛋白漏出性腸症③

2021年10月25日 | べべの蛋白漏出性腸症
厳しい状況が続いています。

ステロイドによりアルブミン値が0.8→0.9→2.3に上がって喜んでいたら、その後は2.3→2.3→1.3と再び下がり始めました。

下痢も引き続き続いています。

ステロイドの飲み薬では今のベベの腸が吸収しないということで、再び3日連続でステロイドを注射で入れました。

それでもアルブミン値は1.3→1.0と下げ止まらず、ステロイドの効きが悪いということで並行して免疫抑制剤(シクロスポリン)の投与もすることになりました。

一番困ったことはベベの食欲は全くないことです。

この病気は食事療法とステロイドが治療の要なのに…😰

このままでは餓死するかもしれなとの不安から強制給餌に踏み切りました。

今のベベの状態を考えると、わたしの中ではもう強制給餌か鼻腔カテーテルかの二択しかなかったので、とりあえず強制給餌にかけてみました。

消化器サポートを2回の食事で2/3缶ほど食べさせることができて、それを病院で報告すると、担当医ではない先生から「それはすごい!」とお褒めの言葉をいただきました。

それ以来、鼻腔カテーテルについても「強制給餌が負担になるならやってみてもいい」と言っていただけるようになりました。

最初、担当医に強制給餌や鼻腔カテーテルの相談をしてもあまり良い返答はもらえなかったですよね💦

強制給餌で食べてくれさえすれば鼻からカテーテルを入れずに済むので、夫と二人掛かりでなかなか大変ですが、頑張って食べさせたいと思います。

免疫抑制剤が効いてくれて(すぐには効かないみたいだけど)、アルブミン値が上がることを祈ります🙏





強制給餌中のお地蔵さんスタイルのベベ。

少しでも自分で食べてくれるようになったら良いんだけどな…😢