滞在中、ホテルから歩いていける距離にある東京国立近代美術館。
何かやってるかな~?と、ふらっと立ち寄ったら、今回大当たり!!でし
た。
William Kentridge展「歩きながら歴史を考える。そして
ドローイングは動き始めた」というのをやっていて、それはもう、見始めて
すぐに、ウィリアムケントリッジの描く世界に入り込み、ほとんどが白と黒
で表現された絵と映像、そして、それに付随する音楽を聴いていく内に、ど
んどん、どんどん、人間の深層心理、喜怒哀楽はもちろん、表面的な美しさ
だけではなく、グロテスクな部分、醜い部分、愚かさ、そしてそこから再生
するに至るまでの彼の解釈、受け止めてから、消化して、それを表現する方
法、まさに天才でした。
絵を見に・・・舞台を見に・・・アニメーションを見に・・・
映画を見に・・・ライブを見に・・・真意をつかれに・・・
行ったと。
そんな、幅の広い、素晴らしい展覧会でした。
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