先週末、クリヤーヨーガの第一イニシエーションを受けました。
六種類の呼吸法と瞑想法を教えていただきました。
内容は、教えてはならない約束ですから、ここでは、私の感想や今の想いを綴ってみたいと思います。
クンダリーニという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
背骨の基底部にエネルギーのマグマ溜まりがあり、それが頭頂まで上り詰めると、宇宙意識と繋がり、超能力が目覚めるとされています。
クリヤーヨーガの行法はクンダリーニを目覚めさせ、悟りの境地へと導くものです。
クンダリーニの開き方を間違うと、精神に損傷をきたすこともあるので、きちんとした先生に、正しい方法を指導していただく必要があります。
修練をきちんと積んでいくうち、自分が磁力体質になり、いわゆる引き寄せが起きてくるそうです。
そう聞くと、願い事を叶えるために、クリヤーヨーガはいいのかしら?と考える方もおられるかもしれません。
一番最初に言われることです。
これは自分のエゴを満たすためにするものではありません。
世界が良くなり、人が幸せになり、神の手足となって働ける人間になるためにクリヤーヨーガを身につけるのです。
きっと、そういう思いにならない人にはクリヤーヨーガとの出会いも訪れないでしょうし、行法を修練しても効果はないと思います。
反対に、そういう気持ちが芽生えていて、その方法を探していらっしゃる方には、是非、クリヤーヨーガの門を叩いていただきたいと思います。
帰り際、アジサイが咲いていました。感無量でした。
ちょうど一年前、YouTube の番組作りのために、こちらのお寺のアジサイを撮影してきて、掲示板でヨーガ教室のお知らせを見つけました。
その時は、興味はあっても踏み出しませんでした。
その後、奇跡的な出来事が起きて、もう一度クリヤーヨーガに導かれました。
自分がヨガをするなんて考えたこともありませんでした。
ポーズ(アーサナ)も毎日少しずつ練習して、少しずつできるようになりました。
毎日毎日、私を導いてきたのは、ただ、ババジへの愛でした。
私を導き、いつも温かく優しい眼差しで見ていてくれるババジの愛にはどうしても応えたい、その思いだけでした。
これからもババジへの愛は消えることはありませんから、私はこの道を死ぬまで歩いていくと思います。
そして、生老病死のあるこの世界が少しでも良くなるよう、生きとし生けるものが少しでも幸せになるよう、微力ながらも、いつも心に愛と感謝と喜びを持ちながら、私の命を使っていきたいと思っています。
このイニシエーションを受ける前は、コロナのこと、ワクチンのこと、考えるところも多々ありました。
でも今は、すべて一人ひとりが決めることであり、何か事象が起きるとしたら、その人に気づくべきことがあるからだと思えるようになりました。
病気も不運も起きる時は起きます。
大切なことは、それらを人のせいにしたり、嘆き悲しむのではなく、そこから何を学ぶよう言われているのか、そして、どう対処したらベストなのか一生懸命考えて、一生懸命行動して、人生に活かしていくことだと思います。
宇宙の愛は、人間の思うような情愛ではありません。
時にとてつもなく冷たく思えることもあります。
でも乗り越えた時、それが愛だった、と気づけることばかりです。
今の自分を超えて一歩一歩、成長していくために、全ての人は、苦しみも多いこの世界に望んで生まれてきています。
この素晴らしい機会を大切に、素晴らしい自分自身を大切に、全ての人が、今日も恵み多き一日を過ごすことができますよう、心からお祈り致します。
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