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映画やテレビでキリスト教の信者が日曜日に教会に行くのを見たことがあると思います。これは、大体教会のミサに参列する場面です。 カトリック教会では、日曜日を主日、即ち主キリストが復活された日と考え、教会に行ってミサに参列することを習慣としています。
■ミサを通して聖書の一節を読んで考える。
■神父様のお説教を聴いて色々なことを学ぶ。
■そして何よりも重要なのが皆で集まって神に祈るという事です。祈るということは、一人で、家庭でもできますが教会で皆で集まって心を合わせて祈るということを私達は大切にしています。
■ミサの中では、キリストの最後の晩餐を記念した儀式を行います。
キリストは十字架上で亡くなる前の晩、愛する弟子達と最後の晩餐を取りました。
そして、「皆、これをとって食べなさい。これはあなた方のために渡される私の体である。皆これを受けて飲みなさい。これは私の血の杯、あなた方と多くの人のために流されて、罪の許しとなる新しい永遠の契約の血である。これを私の 記念として行いなさい。」と言われました。以来、教会はその言葉を守り、最後の晩餐の式を繰り返してきました。これがミサの由来です。
ミサは約1時間ほどかかり、儀式の順序にしたがって皆で祈り、立ったり座ったり聖歌を歌ったりします。聖体拝領という儀式で最後の晩餐を記念してホスティアと呼ばれる小さなパンをいただきます。これはカトリックの洗礼を受けた信者のみが拝領できます。このときは自分の席で座ってお待ちください。ただし希望がある方は信者の人と一緒に行列に加わり、神父様に「祝福してください」といえば、祝福 をしてもらうことができます。ミサはこのように、キリストの死と復活を記念するものであり、又神に感謝と賛美をささげる感謝の祭儀と言えます。
尚、ミサの中で読まれる聖書については、聖堂入り口においてある「聖書と典礼」というパンフレットに書かれていますのでそれを参照し、どうぞ家にお持ち帰りください。聖歌については、教会に常設された聖歌集という本がありここに載っています。
ミサのあとでは、皆が集まってコミュニケーションを深めたり、各種集会を行ったり、奉仕をしたり、色々な行事に参加したりします。はじめてこられた方は知らない人ばかりで何もわからないかも知れませんが、神父様やまわりのかたに声を思い切ってかけてみてください。
(カトリック六甲教会様のホームページを参考にさせていただきました。)
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