大空と共に歩く

その時のコラム掲載します

夢物語 入院生活の出来事其の二

2024-09-22 11:12:27 | 日記

翌日は自分のザックを背負い熊小と一緒に生活していた場所を尋ねて見た、その場所には栗やどんぐりは少ないし食べるには足らない場所だった。一対親熊は何を与えていたのか考え込む、栗やどんぐりは口にした様子は見受けられないし若葉でもかじらせていたのかと想像する。生育が止まっていたのは食べ物のせいだと分るが自分から取り行く事は全くしない。
こうなれば自分が育てる以外なさそうだと心する。其れから数日の事以前の登った山を思い出す、倉戸山を思い出した、小さな栗が一面に落ちていた記憶がある。其処に行って拾って来ようと計画する。とは言っても寝巻姿だからね交通機関では行けない。これが夢の良い処だ熊小にもザックを背負わせ自分の古を背負わせた。身体が小さいのでザックが歩いて居る感じがしたが暫くは此れで我慢してもらう。短時間で矢部から奥多摩迄来てしまう、標高は1170m
程なく山には簡単に着いてしまう。ほうみろ栗が一面に落ちて居るでは無いか、熊小に拾わせ自分のザックに放り込ませた。この仕草も自分の真似で有るが大半はザックに納まらずこぼれてしまうが熱心さは有りそうだ。
多く集まったので大き目のザックに仕舞いこむ、ノースフェイスの45Lと大き目だから拾った分では余ってしまう。この山の山頂は広いエリアだから見渡せる。其処に害獣を取る為に檻が有った。その檻を利用して住まいに改造する。
こんな場所に住まいかと考えるが熊小に暫く栗やどんぐりを拾わせ食事の足しにと考え次の登山迄いてもらう事に決めていた。栗やどんぐりは食べないが手を掛けてやれば食べるはずと考えザックにフライパンとがコンロを用意して来た。
多分煎りあげれば多分食べると予想する。そして火を付け煎り始めた、香ばしい香りが漂い熱が冷めてから熊小に食べさせる。香りが良かったのか直ぐ口運んだ、やっぱり手を加えなければ食べない習性が身について居そう。仕方ない煎った物を少し多く作って置こうと決め込んで間に合う分作って置いた。
そして熊小に話し掛け次回迄栗を拾ってねと声を掛ける、熊小は返事を返し寂しいが居残ってもらう。雨除けの山カッパで覆ってあり雨は凌げるハズたと別れる。時間も時間なので急いで病院に戻らなければならず夢の特急に託す。
何事も何なかったような姿でベットに横たわる、話は空想なので食い違いは有るが自分なりの話で進んで行く。続き3へ

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