代理受傷

前記事のつづきです。　
　（Part４）

「性被害のトラウマへの対応」　より
　　白川美也子氏
　　（こころとからだ・光の花クリニック　院長）
　　２０１４年２月の講演
　　（少々古くてすみません）



〇代理受傷
・被害者のトラウマ体験を見聞きすることで、
　被害者と同様の感情的、身体的苦痛を体験すること。
・被害者と共感的にかかわることで、
　援助者の内的な世界観が変容すること

・類似概念
　　共感疲労・二次受傷　


〇代理受傷の症状
　（二次性外傷性ストレス反応）
・被害者の体験シーンが頭に浮かぶ
・被害者の体験に対して、強い恐怖や不安が生じる
・支援者の内的な世界観の変化
　・世の中に対する安全感
　・他者に対する信頼感
　・支援者としての有能感、自尊心
　・人生全般における希望
・身体的不調や苦痛


・被害者と共感的にかかわる場合、避けられないこと
・親身になって聞くトラウマの話は、
　ケアする人自身のトラウマ体験になりうる


〇代理受傷を予防する
・十分な休養・休息
・代理受傷についての知識・理解
・自分の限界を超えない、完全にできなくてもよい。
・１人で担当しないで、チームで担当する
・チーム内でコミュニケーションを。
　安心して相談できる体制。



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『傷つきへの支援は、、』

『・・簡単なことじゃないんだ』

・・ですね。

（９月上旬　倒れた紙袋に身を隠すマリン）



台風（19号）が心配ですね。
大雨、暴風が、
「これまでに経験したことないレベル」って・・・　(-_-)
一応、できる範囲の備えはしたつもりですが・・・

自然の脅威のもとでは、
被害が少しでも小さくすむことを、
あとはもう、祈るしかない、、、ですね。