
野良時代に片目を負傷し、眼球摘出手術と去勢手術をした際、
うちの子になった猫のぼっちゃん。
2011年3月11日のあの大地震に手術をした。
あれから3年8ヶ月。
およそ8歳。
今まで見たことないくらい、元気がなく、まったく食べない。
水も飲まない。
早めに動物病院へ。
血液検査も特に大きな異常もなく問題ない。
食べない事による数値の悪さはあったけどね。
体重も短期間で1キロ減ってしまっていた。
秋太りしてたこれが、

これだもんな。

食べるって大事なんだな。。。
ただ水も飲んでないので、脱水も酷く、すぐに補液。
薬貰って、その日は帰宅。
その後すぐに食欲戻るかと思いきや、ずっと寝たきり。
ぐったり。
無理矢理食べさせても嫌な顔するだけ。
薬も飲まない。
症状が変わらないので2日後、また病院に行った。
ベテランの先生も、頭を悩ます。
「顔色も悪いし、治療方法も相談しないとですね」
先生も深刻な顔。
とりあえず午前中から夕方6時まで半日、緊急入院。
またすぐ連れて帰れると思ってたから、おおごとになってきた。
焦る私。
弱ってても、キャリーバックの中で鳴いて嫌がるボっちゃん。
「今日もすぐ帰るから、もう少しね」
嘘ついてしまったな。
先生に連れてかれ、
「えー???!」みたいな顔してたボっちゃんには悪いことした。
ボっちゃん置いて来たから、手ぶら家につく。
とてつもなく不安が襲う。
………ボっちゃん、死んじゃうのかも。
涙が溢れて、頭はパニックで。
でも夕方にはまた病院に迎えに行くから、目を腫らすワケにもいかない。
号泣しながら、保冷剤で目を冷やす。
…人目を気にしすぎる、知識のついた大人って嫌ね。
今年の3月に垂れ耳ウサギ(4才)のポロンを、まだ若くに急病で亡くしたばかり。

その前の年には長生きだったペコちゃん(11才)も、老衰で天国に送ったばかりなのだ。

またなの!?
もっと間隔あけて下さいよ、神様。
疲れ果てつつ、
延命治療や安楽死の覚悟なんかも頭に入れ、いざ病院へ。
先生に説明を受け、レントゲン、泌尿器も異常はない。
また血液検査をしたら、黄疸は出てるとのこと。
「まだこのまま入院か?」と。
この日の翌日、病院が休診日だったので連れて帰れるなら連れて帰るつもりだった。
そしていつも過ごした家で、最期を迎えようではないかと(泣)
先生「じゃあ入院室でボスくん見て、連れて帰るか決めて下さい」
どんだけ弱ってるんだろう。
ぼっちゃん…
ガチャ。
「にゃあー!!にゃあ!!にゃあ!!!」
(訳)「てめえ!嘘つきやがったな!
コノヤロー!なんでオレを置いてってんだよ!」
……………。
めたくそ元気。
点滴して、尿道カテーテル入れてて。
敷いてるペットシーツは尿たっぷり。
餌を食べさせようとして、苦戦した後なのか、身体はペーストの餌まみれ(苦笑)
要するに、ひどい有様(笑)
心ばかり顔色も良くなり、声に力が出て来てて、
すげー文句いってくる。
文句言いたくもなるか。
でも。。。。
はー~~~~~(よかった笑)
先生、連れて帰ります。
まだ脱水してるし、入院中に無理矢理ゴハンあげても食べなかったらしいので、
先生「休診日明けのあさって、朝イチで来てね」との約束で帰宅。
なので、ぼっちゃんの手には留置針が刺さったまま。
包帯ぐるぐる。
なんだろう…嫌な予感。
案の定、翌日3回も家から脱走。
絶対安静なのに!
あいつ、異様に頭が良いのが困る。
いたちごっこ。
最後の1回はなかなか戻って来ず、夜10:30を過ぎる。
さすがに、ヤバイ。
病み上がりだし、倒れてる!?
痩せて首輪ユルユルになってたし、どこかに首ひっかけて首吊り!!??
よし、探しにいくか。
コトン。
ぼっちゃん「にゃにゃーあーん☆」
(訳)「ただいまぁー帰ったよー」
あー帰って来た!!!(泣)
元気そうな声だ。
にゃーん。
足元血だらけ。
留置針の包帯どっかいってる。
!!!!!!!!!!
★〇♀§*◇▼ーー!!!!
声にならない声ってこう言うことか。
よく見ると、
留置針は刺さったまんまで、管に繋ぐ蓋みたいなのを口でちぎりとったらしい。
ドプンと血液出たみたい…
出血は止まってたけど、つたった血液があちこちついて、
白い腹毛、手先が真っ赤。
ああもう。
貧血の顔もしてないし、留置針の手も腫れたりしてないので、そのまま放置。
エリザベスカラーと言う名の悪さしない様にするヤツをつけて。

今度こそ完全に閉じ込め。
コイツを甘やかしてはダメだ。
天使の顔した、白と黒の悪魔だ!
にゃろう、何度裏切られた事か。
だけど心配だし、夜も度々様子を見にいった。
もれなく爆睡してるボス。
そんな事してるから寝不足。
おまけにまた逃げる夢、ぼっちゃんが死ぬ夢を見て、うなされた朝。
私もここ数日でげっそり。
ヘロヘロで、やっと病院に行く日の朝。
早くメーシ!!
水ー!!
おしっこー!!!
よし、外に出せー!!
出さねーよ。
めちゃめちゃ自分で食べて、水飲んで。
オイオイ、数日前に飲まず食わずだったオマエはどこへ?
病院に行くと、先生も驚くほどの回復ぶり☆
またしても血液検査はしたのだが、黄疸も少し良くなって来てる。
流血さわぎの留置針も抜いてくれて、消毒。
酷くなかったみたい。
念のため、補液を数分入れ込み、投薬で1週間後でOKとなった。
やれやれだぜ。
死亡フラグ出た時は、この世の終わりでしたが、元気になって本当良かった。。。。
長年のウサギ飼いだった、ワタクシ。
【ウサギの場合】
食べない→ぐったり→病院→悪あがきの点滴→死亡。
これがいつものパターンだった。
だいたいのウサギ達がこれで亡くなってるのだ。
ぐったりして病院に行っても時すでに遅し。
だからあの状態だったボっちゃんが、
元気になって、食べて、何事もなく出歩いてるのが不思議なのだ。
ウサギたちでは、“回復したその先”がなかったものだから。
犬猫はやっぱ強いなーってつくづく感じました。
「そりゃ、一番飼われてるはずだわ」と。
逆に考えると、
弱いウサギのペコちゃんをよく10歳も育てたなって、驚きもあったり。
それは誇りでもあったり。
ぼっちゃん、元気です。
◯万円かけて、元気になりました。
私のお財布も心も疲れきってますが、元気に戻ったのなら良いのです。
お騒がせしました。
あいつの態度にムカつきますが、悔しいぐらい愛してるぜ☆
長生きしろよ!
お久しぶりです。
ACIDMANのライブレポ見てましたが、ニャンコちゃんの方へ書いてます。
私も犬を飼っていて、9歳になりますが、春先にグッタリしててご飯もあまり食べなくなり、大好きな散歩もヨタヨタちょっとだけ歩いて帰ってくるような状態でした。
病院の先生は、一週間もつかわからないから、皆で可愛がってください、と言われて。
これで最後かな?と思いながらゆっくりの散歩をさせてした。
が!今は元気に吠える、よく食べる、リードをひっぱられながらの散歩。
どこがあと一週間? 嘘でしょ?
でも、元気になって良かった。
もうおじいちゃんだから、ある程度の覚悟を持って過ごしてます。
ボス君(?)も長生きして、たくさん可愛がってもらってください。
コメントありがとうございます。
hitochanさんはワンちゃん飼ってるんですね。
やはり元気や食欲がなかったり、いつもと違う行動だったりすると心配してしまいますよね。
動物病院の先生の言葉って、絶対的に信じてしまう何かがありますよね。
余命わずかだなんて事を言われたら、色々考えてしまいますよ。
先生からしたら、最悪のケースを言っておいた方が良いからだと思いますが…
元気になって良かったです!
長年色々と動物に接してますが、やはり生命力の強い子っています。
きっとhitochanさんのワンちゃんは強い子なんだと思いますよ☆
一回こういう事を経験しちゃうと、いつまでもある命では無いんだと痛感します。
日々、後悔しない様に可愛がらなくてはいけませんよね。
hitochanさんのワンちゃんも長生きしますように。
きっと愛情いっぱい貰って、幸せに暮らしてるんでしょうね。
ボスも元気です!
嬉しいコメント、ありがとうございました♪
多忙並び睡眠不足で、しばらくチェックしなかったら、
ええ~っ!
ショックぅぅ~!
他人…他猫事とは思えない衝撃、
でも、ちゃんと最後まで読もう…ん?…あれ?
「死亡ブログ」…はやとちりです。
良かった。
です。
ニャン。
今のボスは元気で食欲旺盛、毎日パトロールに余念がありません。
死亡ブログ、確かに空目しますね(汗)
連日お疲れ様です。
それでもこのブログをいつも通りすがって頂けて光栄です。
季節の変わり目、ホリキタさんもお身体気をつけて下さいね。
うちの猫みたいにならない様にご注意を☆