<水晶の月の4日>
KIN210 白い月の犬
(挑戦 極性を与える 安定させる、ハート 愛する 忠実)
会期後僅かになったルーブル展-17世紀ヨーロッパ絵画。
青空と天使の雲に導かれようやく観にいくことができました。
開場後すぐの到着で、待ち時間なく入場出来たのはラッキーでしたが、やはり会場内は大混雑。
午後には入場80分待ちになっていたそうです。
一枚一枚じっくり鑑賞はままなりませんでしたが、不思議なことに惹かれる絵の前に行くと何故かそこだけスポットが当たったようにスペースが空き、ゆっくり鑑賞することができました。
やっぱりアートの持つパワーは素晴らしい。
見ているだけでハートが豊かになってゆくのが解ります。
この看板の写真は、ジョルジュ・ド・トゥールの「大工ヨセフ」。
キャンドルに照らされた幼いキリストの、父ヨセフを愛する忠実な眼差しが描かれたとても静謐で美しい作品です。
他にもカルロ・ドルチの「受胎告知 天使」「受胎告知 聖母」の美しいガブリエルとマリアの姿にうっとり。
ニコラ・プッサン「川から救われるモーゼ」、ジョヴァンニ・フランチェスコ・ロマネッリ「アイネイアスの傷口にディクタムヌスの薬液を注ぐウェヌス」、ムリーリョの「6人の人物の前に現れる無原罪の聖母」などを満喫することができて大満足。
久しぶりのアート鑑賞でハートを愛する充電たっぷり。
素敵なイメージと共に、新しい創造を楽しみたいと思います。