私は生誕直後に母親の胎内にある羊水を飲み込んでしまい、肺炎を引き起こした。
その影響なのか生まれてから体が非常に弱く、ちょっと出かけては風邪を引いたり吐き気を催すなど、健康面への配慮は人一倍強い。
占星術でも健康に関する部分があると知り、真っ先に確認したほどだ。
ここに入る天体・サインは、様々な健康への被害を及ぼす。
太陽:働きすぎからくるストレス・疲労
月:内面不安定からくる心因性の症状・病気
水星:神経性の症状・病気
金星:美味しいものの食べ過ぎ・美を求める中での肌トラブル
火星:働きするによる過労・物理的なケガやキズ
木星:心配する病気は特になく、健康には恵まれる傾向
土星:ストレスからくる体調不良
天王星:神経性の症状・病気
海王星:感染症・薬の副作用・中毒症状
冥王星:過労・疲労・ストレス過多
これらを踏まえて私のホロスコープを見てみると、神経性の症状・感染症・薬の副作用などに気を付けるべきだと出ていることになる。
実際、私はそのような症状には度々起こっており、中には救急車を呼ぶほどの事態になるまで発展したほどだ。現在も原因不明(恐らく神経性)の症状に悩まされており、その影響から通常通りの仕事すらままならない状態だ。
さらに、ドラゴンヘッド(天王星♅の下にある白い輪っかのようなマーク)が6ハウスに存在しているので、この6ハウス自体が私の人生における課題・宿命とも言える。
エネルギー注ぎ込み過ぎないようにとは考えていても、前回までで話した太陽・火星・冥王星のコンジャンクションの影響で無意識にハードワークをしてしまいがち。
制御が難しいものを制御しろ、と言われているも同然だ。
健康以外の面について、少し見てみることにする。
ホロスコープというのはストーリーを描いており、それを辿ると6ハウスがなぜ「義務・健康などを示すのか」が見えてくる。
- 1ハウス:自分という存在の誕生。
- 2ハウス:自身の価値観・所有しているもの(目に見える資産)の確認
- 3ハウス:知的能力全般・コミュニケーション能力とその方法
- 4ハウス:自分が帰る場所・安心感してくつろげる空間
- 5ハウス:趣味・恋愛・楽しみを表現していく舞台
1ハウスから5ハウスまでは、自分について焦点が当てられている。
「自分はどういう存在なのか」「どんなことに興味を持つのか」「自分がいられる場所はどんなところなのか」
それらを総合して、欲求を満たしたり楽しみを見いだせる空間であった。
しかし6ハウスでは一転して、自分から他人・果ては社会へと舞台が移る。
社会の中で自分本位の行動を取っていては、周囲からは冷たい視線を浴びることになるだろうし、信頼関係の構築も上手くいかなくなるだろう。
自分中心だったこれまでを省みて、社会に出るために自分を制御する。
これが6ハウスが示す「義務・健康・自身を省みる」という意味だ。
なお、6ハウスには仕事に関する意味合いもあるのだが、今回は割愛。
その気になったら、書こうと思う。