実釣を先に投稿してしまいましたが、安速単のオイカワロッドの作り方を紹介します。
1 グリップの発泡素材の切断
14.5cmにしました。2mmほど長く、のこぎりで切断後、カッターで整形。
2 発泡素材の穴開け
元々1.5mmほどの穴が空いているので(わかりやすいよう赤色で着色)、順次ドリルで広げていきます。
2mm
3mm
5mm
7mm
10mm
この様に順次進めれば、ほとんど真っ直ぐに開けられます。(力をかけずにゆっくりと)
片側からでは貫通できないので、両側からです。
更に、貫通用ヤスリで穴を広げます。ちょっとやってはロッドにはめてみて、更に広げるを繰り返します。
3 発泡素材の整形
カッターでいわゆるシガー型に整形します。ヤスリよりも綺麗に仕上がると思います。
4 グリップ、リールシート、ロッドエンド保護ゴムの取付け前
5 リールシートはテープで仮止めし、補修糸で巻き留めます。補修糸の最後は引き込み糸を途中でセットし、引き込みます。補強用に発泡クリアーを塗りました。
6 一晩おいてから、グリップとロッドエンド保護ゴムをはめて、エンド部の完成。
予定ではグリップは接着剤で固定するつもりでしたが、結構きつめな穴としたので、接着剤なしでも結構強力に固定できています。
7 振出し用のガイドをはめ、最後にトップガイドをグルーで留めて完成です。
ロッドが完成したので、#1相当の4g約4mのヘッドシステムのラインを通して、広場で試投。
ん~。我ながらいい感じです。
そうとなればと、近くの水路にてウェット的釣法で試し釣り。なんと、入魂成功。小畔川が楽しみです。
※投稿が逆になってしまいました(^_^;)
※作るのに要した時間は、実質2時間弱でした。
※その1で材料費は、4,140円としましたが、5,7,10mmのドリル 1,494円をこのために購入したので、総計 5,634円となりました。
ドリルは、押し広げる感じで穿孔するので、くり貫くような本格的木工ドリルではなく、鉄鋼用のような形状が良いと考えました。
まぁ、「安く、速く、簡単で」は達成できたのではないでしょうか。