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神戸 北野の異人館をたずねました。(その2)

2016-01-31 21:38:29 | フォト
うろこの館のあと北野外国人倶楽部へ(旧フリューガ邸)。


こんな可愛いふくろうが出迎えてくれました。幸運を運んでくれそう。


大好きなオオカミの額がある部屋の模様。
 

隣の山手8番館です(旧サンセン邸)


中世の戦士が出迎えてくれました。


案内の方によればここは彫刻の館であったそうです。
2-4世紀のガンダーラの石像に惹かれました。
 

ロダンのブロンズ像も素敵でした。


急こう配のオランダ坂を北野通りに出るとベンの家(旧ベン・アリソン邸)フレンチスタイルの洋館長屋(旧ボシー邸)
英国館(旧フデセック邸)が並んでいます。
  

最初にベンの家。


英国の貿易商ベン・アリソンが世界各地から収集した獲物コレクションが圧巻でした。
中でも巨大なポーラーベアは人気者。


そして大好きなホワイトウルフ。私にはこれを見るだけで通しの入館券(3000円)が安くなった気がします。


アメリカバイソンとハスキー犬を描いた絵画。
 

そして隣の洋館長屋。
二つの家が左右対称に配置された建物は外国人向けのアパルトマンだったそうです。
当時のフランスのヤングママの子育ての様子が思い浮かびます。


フランスのアールヌーボー&アールデコの作家の作品のコレクションが多くあります。
中でもランプと言えばエミール・ガレ。その内の1点です。


ティファニーのステンドグラスのランプにも魅入られました。


最後に英国館、コロニアル様式の異人館。
庭からの外観です。玄関にはエンブレム。
 

ヴィクトリア時代のロンドン、ベイカー街221b番地と言えばシャーロック・ホームズの下宿屋の地名。
コナン・ドイルの20作目’マスグレイブ家の儀式書’に基づき’ホームズの部屋’を忠実に再現したと
される部屋。
 

シャーロック・ホームズと7つ道具も陳列されています。
 

ファンである私にはとても楽しい演出でした。 ’THE END'

神戸・北野異人館めぐり、(その1)から続けてご覧頂けると有り難いです。
















神戸 北野の異人館をたずねました。(その1)

2016-01-31 12:51:39 | フォト
これまでも北野周辺は食事やぶらり歩きで何度も出かけましたが、今回は初めて異人館を
見学しました。先の震災で多くの被害もあったようですが、明治の中期から後期にかけて
外国商人や外交目的で建てられたそれらは、今も当時の優雅さを想像させてくれました。

先ずは北野の名前の由来の神戸北野天満神社を目ざしました。
三宮から北野坂を登る歩道に神戸港、ポートタワー、風見鶏をデザインしたマンホール、消火栓の蓋。流石神戸。
 

途中にこんな素敵なスタバのコーヒー店。
震災で壊れた異人館が再建されたとのこと。


天満神社です。1180年平清盛が神戸福原遷都にあたり、都の守り神として京都北野天満宮をこの地に
勧請されたと記されています。
 

神社の石段から見えたのは有名な風見鶏の館


その時下から大歓声が聞こえてきました。何かの大道芸と思い駈けつけると、猿回し芸に皆拍手喝さい。
申年でお猿さんもひっぱりだこでお疲れだと思うが、一生懸命の演技にただうっとり。
見事に竹馬をのりこなしました。(チップもはずみました)
   

そして見上げると風見鶏の館。(中には入りませんでした)
 

次に訪れたのは うろこの家。
居留地に商館として建てられその後外国人に高級借家として現在地に移築し使われたとか。外壁の天然石のスレートが
魚の鱗に見えます。神戸で最初に公開された異人館と紹介されています。(美術館も併設)
先ずは幸せになると言われていのししの鼻に触れて入館。
  

内部をご案内。
   

マイセンとロイヤルコペンハーゲンの素敵なコレクション。
 

そして素敵な絵画コレクション。
  

1903年日本で最初のゴルフクラブである神戸ゴルフ倶楽部(今は六甲ゴルフ倶楽部)発会の珍しい写真と
ここから望む神戸の風景。
 

シャーロックホームズの英国館など続きはその2で紹介させていただきます。
(歩行数 15000歩でした)