町並み情景工房

古い町並み鯖街道

2016・5月1日 滋賀高島「勝野」と「熊川宿」 2日は鯖街道で 「三千院」への旅に・・・熊川宿は14年ぶりの来訪に・・・この3か所で台車ライブします。

油彩8号、2002年3月中旬、雪が残っていました。
夜明けすぐの、午前7時頃、老婆が、背を丸めて歩いて行きます、右の手には、庭で咲いていたであろう、赤と黄の花を持ち、
花の咲くに合わせたのか?、雪解けを待っていたのか?
一句”・・・老女の手 供花とみたり 春彼まえ・・・正人
なんとも印象深い光景でした。

・私もボチボチ終活に入り、この絵も現地に置いて帰るつもりです、ちなみに、前回の近江八幡ライブ時でも、油彩4号「壊れかけの蔵」を、改装してカフエに変わっていた、堀沿いの店に置いてきました、(2階で展示)


ついでに、下も・・・

2001年8月に訪れ、帰阪すぐに、油彩8号に・・・
岡山県吹屋、映画「八墓村」の舞台になった所です、べんがらの家並が続き、私の町並み評価では、完全1位です。

・私がジオラマ造りを始めた原点になった3か所です、それらを、景色、風景と捉えず、情景として表現する方策がジオラマに
つながっていきました、なので、作品それぞれに物語があります、言葉にはなっていない、心の会話があります、
・しかし・・・このオンリーワン部分を理解して頂ける人は少数で、ほとんどが「よく出来てますね」「器用ですね」で終わります。
理由は?・・・笑覧時間?深見具合?プラジオラマの氾濫?と?
・ライブ時に、笑覧者が「クスリ」と笑顔に変わった、その瞬間を離れた所で確認した時、「ヤッター”」「有難う”」
 観光客の言「この町へ来て良かった、珍しいジオラマに出会えて・・・」   これが私の町おこし”
     


町おこしのためのジオラマです。

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