町並み情景工房

町おこし 高取町 

1月22日(土) 今日は最低気温も少し高めでした、高取町の野村さんと約束した、茅葺き作品の納入ドライブに、ワンチャンス(来週は又、寒い予報)と捉え、前日から積み込み。 

早朝に竹之内街道を越えました、この道は、峠を越えて奈良県側の下りの道になると、朝日がまともに当たり、運転がしずらいのです。 今日の目的はもう一つ、新作や配置替えをほどこしたせいで、作品が数点増えてしまい、その全体数(約35点)さえも把握しづらくなり、現在エクセルに写真入りでの、作品整理をしています、その写真撮影にも適したイーイ天気です。

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高取土佐街道の街並みです、この正面の山頂に高取城があり、ここから登ってきた朝日が、とても眩しくて・・・その日差しを背に受けて、ゆっくりとゆっつくりと坂道を下って来た腰の曲がった老婆、「おはよう、どちらから?」 「堺からです」 「高取は寒いでしょ」 短い会話でしたが、まだ氷点下時間なのに、気持ちは・・・もう春に・・・。

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せまい路地の奥で見つけた、井戸ポンプです、床は大きな平石が敷つめられ、排水の溝が切ってあり、共同の洗濯場だったと思います、「これこそ、素晴らしい生活文化遺産ですよ」 保存の手立て、お願いしたいものです。

・9時を待ち、茅葺きジオラマ3作品のうちの、2点を野村さんに・・・、「竹取物語」展示場に案内され、すぐに配置、もう90%完成していました、自分の自慢になりますが、茅葺き家を置くと、完璧な空間が生まれて、「良かった」・・・です。

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雛めぐり年々進化しています、見に行って下さい。カワイイゆるキャラも新登場しますヨ、 写真撮りましたが、「まだ発表しないで」と頼まれましたので、次回に・・・・。

この後、町おこしの秘訣など、色々と聞かせて貰いました、

・行政と連携しない  ・まず始める(失敗は恐れない)  ・継続  ・自分が楽しむ ・マニアの観光客に頼らない

町おこしのカリスマと呼ばれるだけあって、この人の能力・知識・ヤル気・・・一番感心したことは、町人の人材などの掌握術です、皆さん楽しみながら、自分の知識や能力に合った仕事をされている、さま、見てきました。

 夢は?・・・「高取城跡の高さ日本一の外周石垣が町からも、現地からも、木に隠れてて見えない、もったいない”、播磨にある天空の竹田城の石垣を見上げた感動・・・それより規模の大きい物が、ここにあるのに・・・」 「時間が無い・・・あと10年経てば、手遅れになる」・・・「自分がもう一人ホシイ、」とでも、言い出しそうな、野村さんでした。

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在りし日の城の全貌(CG)です、石垣の上層部分はほぼ完全に残っています。


町おこしのためのジオラマです。

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