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車正吉・桜が駆け巡る

みちのく潮風トレイル2日目〜津波被災地を歩く

8月9日(日曜日)
 福島県相馬市 雨のち曇り

今から75年前、長崎に原爆が投下された日。
中学生時代、担任から教えて貰った「原爆許すまじ」を心の中で歌いながら歩いた。

 
【相馬市内、洪水被災地を歩いた】

仙台駅から相馬駅まで、常磐線電車で移動。
約1時間かかる。

〈歩いたコースマップ〉


この日の歩行距離 14km

相馬市内、震災による津波の被災地を中心に歩いた。


午前10時前、相馬駅をスタート。


雨降り止まず、コース大半を傘さして歩く。

松川浦環境公園に到着。
この場所が、みちのく潮風トレイルの起点(または終点)になっている。


管理事務所の方と話す。
この辺り、洪水に襲われ、家屋や木々・作物が被害を受けたとのこと。 


公園内に、トーテムポールが立つ。倒れたヒマラヤ杉を活用し、チェーンソーアートで作られている。


伝承鎮魂祈念館ヘ移動する。


相馬市の死亡者、458人。
安らかにお眠り下さい。




館内でビデオを見る。
改めて被害の甚大さを痛感。








相馬駅までの帰り道、市助という食堂で昼食。
カツ盛合せ定食を食べる。
少しだけ、地域への支援が出来たかと。

相馬駅発、午後3時前の電車で仙台駅に帰る。


帰路の電車内で、非常に不愉快な出来事に出会う。
南仙台駅から、約10人の男女グループが乗って来た。
20歳代と思われる若者達、大半がマスクを掛けないか顎下に外している。
酔っ払っている男女が、辺り構わず大声で騒ぐ。 
ソーシャルディスタンスもどこ吹く風!
仙台駅までの車内、彼らに占拠された感じだった。
彼らの中に感染者がいたとしたら、笑い事で済ますことは出来ない。










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