横笛の名の由来は、平安時代の悲しい恋の物語にあるという。
叶わぬ恋に生きた娘の名を、酒の銘柄の名として残し、伝えたいという酒蔵創業者の思いによって、名付けられた。
文学的な要素が強い感じで、銘柄の名としても珍しい。
酒蔵とショップの外観
さて、写真(上)の右側がショップになっているので、中に入ってみる。
酒蔵めぐりのカップ酒を頂く。ガラス製なので、緩衝材のプチプチでくるんである心遣いがありがたい。5蔵それぞれが、すこしずつ異なった形で商品を用意してくれている点も嬉しい。
社名は伊東酒造㈱。カップの下方にシールが貼られている。
普通の清酒で、味は少し苦みのある感じ。同じように少し味のあるアテが合う。家で青魚の一夜干しで晩酌。
新型コロナで、お店のお酒の試飲ができないのが残念だが、またの機会に純米酒なども飲んでみたいと思う。
こんな近くに酒蔵が集まっているのは、本当に不思議な感じがするが、飲み歩きにはいい。ただショップが小さかったりするので、レストランでもあって、ゆっくりと食事をしながら楽しめるといいと思う。
次回は、道路を挟んで、正面にある酒蔵の様子を紹介しようと思う。