1月の米小売売上高が3%増とかなり強かったので、
サービス産業が8割を占めるアメリカ経済の景気は堅調と言えるでしょう。
1割のハイテク製造業が不況でも、
全体の相場は上昇気流に乗るかもしれません。
今回のCPIは中古車価格の反発もあって
市場予想を上回りましたが、
インフレは鈍化しつつあるというのが
主流の意見だと思います。
インフレが緩やかで、景気も底堅い、
そんな程良い温度感を
イギリスの童話にちなんで「ゴルディロックス相場」と呼ぶそうです。
女の子の名前らしいですが、
なんだか「超合金合体ロボッ! ゴルディローックス!」
みたいな雰囲気。
ともかく、景気後退が来ないか、
来ても酷くならないのであれば、
それに越したことはないです。
それに雇用全体が強いのであれば
サービス業を中心とした企業業績も上向いてくるはずなので、
強気でリスクオンしてもいいかなと。
(今日、難敵の確定申告をe-Taxでクリアし
全能感に包まれているので、
私のバイアスが変化したのも多々あると思います)
節税も兼ねて、iDeCoの掛け金を月額6万7千円のMAXにしました。
(私の場合、国民年金の付加保険料の制限が1000円分あるのでこれが限界です。
企業年金がある方も上限が変わるので注意)
これで印税が入らなかったら
基本性能が無職ニートの私は詰みます。
iDeCoの怖いところは、途中売却や解約ができない点です。
掛け金を下げて調整することもできますが、
いちいち書面で提出する必要があるので、
機動的には動かせないですね。
(長期積み立ての年金なので、そこは当然かもしれません)
MAXのiDeCoだと年間で80万円前後となり、
NISA一般枠120万円全力 + 今年から国民年金2年間前納40万円の
私にとっては、
薄氷を渡る資金運用になります(良い子は真似しないでください)
個人事業主は住民税が年4回で来るので
それも負担ですね。
世帯主だと、さらに国民健康保険料なども。
これ以上は国民負担率を上げて欲しくないですが、
少子化問題もあるので……
カルト教団と汚職犯罪者に
課税100%くらいして欲しいです。
注意点は
米国債10年物の利回りが、景気過熱と金利継続予想で
3.8%まで上がってきたことです。
債券価格は下がってしまうので
やはり債券を買うのが早すぎましたね……
利回り4.2%を買い逃して焦ったのと、
景気後退がすぐにでも来るんじゃないかと、
利上げ停止 or 利下げの確率を意識しすぎたと反省しています。
実際の現物データを見てから動くのが
確実ですし、
長期投資はタイミングをあまり意識しないほうが良さそう。
全力買いもダメ。
今年の5月か6月が
債券の天下分け目の関ヶ原になる予感。
以上です。