(読了3分)重要度★★★★★
・12月非農業雇用者は上、25.6万人 予想は16.4万人
・量子コンピュータは失速か
・1月早期警戒アノマリーは勝率8割でも、インフレ次第
・米20年債利回りは5%に上昇、株に黄色信号
・12月非農業雇用者は上
結果 予想
25.6 16.4(万人)
(私の独自見解)
失業率が低下したことで、FRBは利下げを急ぐ必要はなくなり、
経済にとっては良いニュースですが、
利下げを織り込んでいた株式市場にとっては悪いニュース。
後述しますが、債券利回りが株を上回ってきたので
リスクを取りたくない人は債券を満期まで買い持ちするほうが有利。
(ただし、債券利回りが上昇=債券下落なのと、トランプ関税が来るので
債券も今は買い時では無い予感)
不確実性が高いので、上がっても下がっても良い範囲のポジションが良いと思います。
2023年や2024年の20%超えのリターンはまず無いだろうと。
円安も米政策金利が動かない限りは+20%は超えない予感。
2022年~2024年までの円安が+80%くらいの追い風になっていたため、
去年の勢いが今年も続くと考えているとリスク取り過ぎになるかも。
人間の心理的な落とし穴。確率は平均回帰して収斂していきます。
S&P500のドル建てと円建ての比較(差分が円安効果)
https://www.google.com/finance/quote/1655:TYO?comparison=INDEXSP%3A.INX&window=5Y
・量子コンピュータは失速か
米株のハイテク株は配当を出さない銘柄が圧倒的に多いので、
成長しない場合、利益を生みません。
米企業は多額の借入金で回しているので、借り入れコストも成長の度合いに大きく影響。
さらに、AIへの設備投資が鈍化しているのも気がかり。1月中旬から決算シーズン。
(バフェット太郎さん情報)
・1月早期警戒アノマリーは勝率8割でも、インフレ次第
1月最初の5営業日でその一年を占うアノマリーは、結果上で、勝率は8割超え。
ただ、トランプ関税が景気やインフレにどう影響するかは
やってみないと分からない部分(交渉のためのハッタリ)も多く
科学的な理論でないアノマリーを重視するのは私には難しいです。
ただ、オルカン売りはやめておこうかなと。中立の様子見でザ日本人的行動。
・米20年債利回りは5%に上昇、株に黄色信号
皆さんがよく見ているであろう世界の株式チャートその他では
米10年債利回りが出ているので4.7%くらいを目にすると思いますが、
実際に発行されている年限は幅があり、
超長期債は5%を超えました。
株の益回りは1÷PERで求められますが、株より債券のほうが有利に。
比較チャート
https://sheet.zoho.com/sheet/publicgraphs/d575455e1ab34d26bb45277292a9640b1666026772396946
来週、米株が爆上げしたらその理由記事をここに追記予定
以上です!(投資は自己責任で。私はよくハズレます)