(読了 3分)重要度★★★★★
・ASML決算は大幅に下、半導体セクター大荒れ
・重要企業決算スケジュール、次は17日台湾TSMC
・株系人気ユーチューバーの多くは、証券会社からの紹介プログラムで利益を得ている
15日の米株は半導体関連が大幅な軒並み安。
オランダのシェア100%半導体製造装置メーカー、
ASMLホールディングスが発表した決算が予想外の大幅下でした。
ASMLは来年の売上高見通しを引き下げたほか、
7-9月(第3四半期)の受注額も市場予想の半分。
バイデン政権が高性能半導体の輸出規制で協議という報道も悪材料。
フィラデルフィア半導体指数SOXはー5.28%と、約1カ月ぶりの大幅安。
ASMLの米国預託証券(ADR)は一時16%下落。
ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計会社
アーム・ホールディングス(ティッカーシンボル ARM)のADRは-6.89%
NVDAの株価は-4.69%。
いやー、そういえば、そろそろ決算シーズンが始まったから、
初心者向けに注意喚起をしておこうかなー
でも、先頭集団の銀行決算がわりと良かったので、
これは半導体も、台湾TSMCの売り上げもすごくいい予想(+40%)だし、
NVDA革ジャン社長のジェンシェン・ファン氏も「常軌を逸した受注」
と言ってたからこれ『ノーランディングシナリオ』もあるかもねー
買い注文を入れたいけど、今はコミック4巻あとがき絵を頑張らねば
と、油断しきっていたところにコレですよ。
ついついソフトバンク株を買った人も多かったのでは。
高性能半導体を作る上で重要な
EUV露光装置でシェア100%のASMLがコケたということは、
常軌を逸した巨大受注でも半導体セクターは、限られたところしか儲からない上に
明日17日発表の台湾TSMCの決算も
ちょっと怪しいという疑念が出てきます。(たぶん大丈夫)
私は、(追記 TSMCもコケたら)世界的な暴落-20%以上が来るかもと予想しました。(←ハズレ)
(予想変更。よくハズレます。まぁ未来は誰にも読めない)
夏から慎重に現金を積み上げていて勝ち確の予感。
ソフトバンク買わなくて良かった。
神様ウォーレンバフェットが現物を売り、日本債を起債していたというのが
ずっと引っかかっていたんですよね。
彼は「いつか暴落が来る、それも近いうちに」ということを予想していたはずです。
でなきゃ株を売らないですよ。しかも米国株は割高。
さらにAIで儲かってるのはNVDAとデータセンターと電力の設備投資だけ
ITバブルと状況が似てきましたね。
某ユーチューバーさんに「害虫」扱いされている弱気派おじさんの私ですが、
資産を守るのはほかでもない、あなた自身です。
リスク許容度は人それぞれ違うので、
安全資産とリスク資産の割合だけは注意しておきましょう。
株系人気ユーチューバーの多くは、
証券会社からの紹介プログラムで利益を得ていることも、
留意。
具体的な金額等は
がまぐち夫婦の節約チャンネルさんが暴露しています。
なお、私は企業案件やアフィリエイト等は得ておらず、
債券収入と小説の印税で細々と暮らしております。
重要企業の決算発表スケジュール
次の重要決算は台湾TSMCが17日(日本時間)引け後
その次は10月18日(日本時間)のNFLX
(米企業の決算は毎回同じ日ではないので、個人ブログでは間違いも多い)
前回のグーグル決算は26日、
今回は30日(日本時間で朝)米国時間29日の米市場引け後
GAFAMスケジュール
グーグル GOOG 10/30(日本時間)引け後
メタ META 10/31(日本時間)引け後
マイクロソフト MSFT 10/31(日本時間)引け後
アップル AAPL 11/1 (日本時間)引け後
エヌビィディア NVDA 11/21(日本時間)引け後
今月は乱高下に注意。
以上です!(円安スタグフレーションに備えよ)