遠心式加湿器とミストシャワーとは

ミストシャワーと遠心式加湿器を販売。実際の使用例などを紹介します。

日本の新聞印刷について一考

2010年06月06日 | 東南アジアビジネス 中国ビジネス

今日はこれからの新聞印刷に関しての自分なりの考えを記します。

その前に、現在私は貿易商社的な事をしておりますが、以前在職した会社との取引きはありません。
現在でも中国などの客先との人脈はあり、それを使って戦力となるとの想いはありますが、やはりその会社にもプライド如きものがあるのですかね。

現在世界中どこでも新聞は輪転印刷機で印刷しています。
特に日本では、朝毎読などの全国紙、埼玉新聞や神奈川新聞などの県紙は1セット 20-30億円もするオフセット輪転印刷機を使用し、市紙・機関紙・業界紙などは2-3億円位の小型の輪転機を使用してます。
写真はその輪転機に巻き取り紙を供給する全自動紙継給紙機です。
               

日本の新聞発行部数は年々減少しています。それに伴い広告収入も減少して、赤字決算の新聞社も出始めています。
確かに以前ですと毎朝の通勤電車では半分位の方が新聞を読んでましたが、2-3年前はスポーツ紙を読んでいる中高年の人が時たま、日経を見ているOLが時たま見られましたが、最近は新聞を読んでいる人自体が非常に少なくなってます。
その代わりに、殆んどの人が携帯電話を見、今後はipadで新聞を読む人が増えるのではないかな。

新聞報道は即時性の面からはテレビやネットに負けます。
事実だけの報道ではなく、やはり読む人に考えさせたりするような社説や論説の充実が重要になると思いますが、最近の新聞報道を見ると、ますます購読者が減るような方向に進んでいると感じられます。
自社に都合の悪い官房機密費に関しては一切報道せず、官僚や族議員が支持する自民党時代への復帰を目指す為の民主党たたき、検察の機関紙如く小沢氏への執拗な魔女狩り的報道、自社で頻繁に行なう世論調査を利用しての世論操作(アメリカでの新聞社世論調査は第三機関に任せて、自社の思惑が入らないようにしているとか)などなど、これではお金を払ってまで新聞を読む価値があるのでしょうか。

聖教新聞の件もその一つです。
殆んどの大手や県紙の新聞社は聖教新聞を委託印刷して、その印刷代が大きな収入元になってます。
従って、創価学会怖さに、創価学会や公明党にとって不都合な報道は一切しません。

もう一つついでに。
盛んに民主党の「クリーンな政治」とか「政治と金」の問題を提起してますが、
20-30億円の印刷設備を新聞社が購入する時に、はたして資材部とか製作部がどれだけクリーンでしょうか。
この話題はまた別の機会に。

そのような訳で、新聞発行部数はこれからの減少の一途を辿るでしょうし、もう1時間に20万部も印刷出来る大型輪転印刷機は必要なくなるでしょう。
地域に密接した記事を掲載する為に、小型で版替えが容易で、記事を細かく分別出来るようなデジタル印刷機みたいな機械が主流になるのではありませんか。

新聞社もこれからは厳しい時代になりますので、以前の如く、一度入社するなり、カメラマンとして嘱託されるなりしても、安泰という事はないと思います。


中国が資本投下した印刷会社ーその2

2010年06月06日 | 東南アジアビジネス 中国ビジネス

先日書いた投稿に対して、植田尚さんというたぶん以前同じ業界にいた方からコメントがあり、アキヤマが現在の茨城の工場を閉めて、移動する会社は埼玉の大日本か凸版かとの質問コメントがありました。

この情報がどの位まで明かしていいのかは、私は現在違う業界にいるので分かりませんが、その2社ではなく、親会社が同じ中国資本と関係ある機械製造会社と言えば、業界の方ならすぐにピンと来ると思います。

      
      (この写真は本文とはそれほど関係ありません)

また、私が以前在職した会社はアメリカ資本100%でしたが、もし中国が資本を投下するという事を事前に聞いていたら、辞めなかったと思ってます。
中国の首都が台北だと認識しているようなアメリカ人が中国営業責任者として突然
落下傘部隊のように日本の会社に舞い降りてきて、それ以降は事あるごとに仕事面でぶつかって、ついに堪忍袋の緒が切れたという感じですかね。

そんな経験から、もし日本の企業が外国企業の資本を受け入れるのなら、アメリカよりも中国の方が適していると確信を持って言えます。

 


東南アジアと中国ビジネス コンサルタント

これから中国への進出をお考えの企業様のお役に立ちたいと思っております。

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