遠心式加湿器とミストシャワーとは

ミストシャワーと遠心式加湿器を販売。実際の使用例などを紹介します。

インドの印刷機械市場の現状ーその2

2010年07月24日 | 東南アジアビジネス 中国ビジネス
にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログへ
にほんブログ村
 
                               

日本の印刷機械関連会社にとっては、インドの印刷機械の輸出よりも、輸入の方に興味があると思いますので、インド市場の印刷機械の輸入統計を下記の如く示します。

 

インドの印刷機械――輸入統計 (単位:10万ルピー)

 

                2003      2004     2005      2006      2007      2008(4月~12)

オフセット輪転機         2,113    5,576    32,044    27,046    33,818      33,973

                                                                         (68億円)


オフセット枚葉機         1,520    5,451     2,501     1,771     5,797      5,637

                                                         (約11億円)


その他のオフセット機          10,404      23,238       19,9974         41,045        54,711         26,962

                                                              (約54億円)


フレキソ印刷機                      1,984        2,105           1,686         10,235        11,499             --

 


グラビア印刷機           1,694    3,430      1,240     5,437     3,339       --

 


インクジェット        4,957    4,976      8,606     9,627    15,935       --

プリンター

 

この統計から:

・オフセット輪転機は2005年以降急激に輸入が増えている。

・オフセット枚葉機は2007年以降増加している。

・フレキソ印刷機は2006年は前年比6倍になり、以降増加している。

・インクジェットプリンターは年々増加して、特に2007年以降の増加が大きい。

等が分かります。

 

次に日本のメーカーにとって競争相手となる地場の印刷機械製造会社の統計です。

 

             合計      大企業   中企業   小企業

オフセット輪転機   約24社     4社    5社   約15社

オフセット枚葉機     約30社     5社    中小合わせて約25社

フレキソ・ブラビア  約25社     5社    中小合わせて約20社

意外と印刷機械製造会社があるものですね。

次回に続きます。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
会社の宣伝:

・中国や東南アジアと何らかの取っ掛かりを掴みたいと考えていらっしゃる会社、お店、個人の方々

また

 現地の信頼出来る人を探していらっしゃる方々のお手伝いを致します。


お気軽にご相談下さい。


お名前フルネーム

ご連絡先メールアドレス

中国で何をしたいのか、もしくは、しているのか?

何を相談したいのか?

m.tanaka@sunbirdy.jp 又は090-8391-7903, 042-391-7903へ御連絡下さい。

 

 



最新の画像もっと見る

11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
元関係者として (OB会)
2010-07-26 12:07:48
初めまして、最近拝見いたし凄く共感いたしております。少しお聞きしたいのですが、
G社が天津も取れず、インドも取れないのは
なぜでしょうか?
返信する
インドでの営業とは (さっぴー)
2010-07-26 13:02:12
はじめまして、インドの印刷事情勉強になります。
インドに日本の印刷機メーカーは入っているのでしょうか?
返信する
天津とインド (アキちゃん)
2010-07-26 15:17:33
天津は入札が終わったがまだ工場長の段階で、検討結果は経営陣の方には上がっていないが、
やはりG社は厳しい状況みたい。
なぜか?お配りの額が少なかったのでは。
増やすには、同じ穴に入るよう上司を説得出来る営業担当者の力が弱かったのでしょう。

インドには既にMHIと政権の全幅オフ輪が稼動中ですが、新たにS社の人気同タイプ機が決まります。
ここでは代理店の使い方の問題です。
半裁オフ輪は中国製がかなり稼動しており、枚葉機の日本製は小森、三菱、リョウビ、アキヤマ等が現地企業と提携して積極的に販売してます。
返信する
アキちゃんさん (さっぴー)
2010-07-26 15:52:42
なるほど、そういう事だったんですね。
ありがとうございました。
やはりT社や特にG社は営業力が弱いのか・・・
返信する
ゴス社は? ()
2010-07-26 21:14:00
お初様です。この業界ではすごく勉強になるブログです。
中国に買収されたと聞く、ゴス社の将来はどーですか?
これから市場も小さくなるなかで見込みありますか?
返信する
ゴス社は? (アキちゃん)
2010-07-27 00:45:31
ゴス社は私も知らない会社でもないので、中国の会社になって、今度どうなるのか心配し、期待し、関心もあります。
中国が買った理由は、将来の暗い新聞印刷機械ではない事は明らかです。
M-600やSUNDAYの商業輪転機でもないと思います。
私は中綴じ機(PACESETTER)だと思います。
まづ日本ではほぼMULLER社が独占しており、楔を打って市場開拓の余地は大きい。
中国でも競争相手が少なく、人件費上昇の為自動化機械が求められ、各種学習用としての本の需要は減らないという面があります。
これは私の見解です。上海電気がどのような意図があったかは知りません。
返信する
ゴス社は? (アキちゃん)
2010-07-27 13:19:53
昨日書いたコメントにもう一つ追加します。
買収した理由として、最終的にはハイデルを欲しいので、その為の足がかりとして、まずは経営的に関係の深いゴ社を買い取ったのではないか。
返信する
新聞は必要ない? (I LOVE CT45/50)
2010-07-28 12:40:22
突然のコメントお許し下さい。
大変興味深い内容でしたのでコメントさせて
いただきました。
ハイデルさんが欲しい為に上海○○はゴ社と合併したのでしょうか、とすると
ゴ社の新聞部門はあまり見込んでいないという事ですか?
返信する
新聞は必要ない? (管理者)
2010-07-29 14:21:56
コメント有難うございます。
今後新聞印刷機械は速度18万とか20万とかの大型機械の需要は必ず減り、半裁倍胴或いは単胴高速機、オンデマンド機に切替わるでしょう。
新聞の需要が減り、印刷の市場が小さくなり、機械が小型化・デジタル化して台数が減るわけですから、金額的にも絶対値が小さくなるという意味で、企業的将来性が無いという事です。
返信する
大型新聞1本の会社は厳しいのですだよ ()
2010-07-29 18:33:10
管理者殿
そうなんですか、やぱりこの業界からの転職を考えたほうがよさそうです。
でもニッチな業種なので転職が難しいです。この業界に勤めてしまうとこの業界関連会社しか就職先はないように思ったです。
管理者殿は中国市場に明るいようですが、中国の日本メーカー工場管理者・幹部候補などの仕事はどうでしょうか?給料よく需要ありますか?
返信する

コメントを投稿