滝ノ入・ローズガーデンの投稿記事に対して、そのそばにお住まいの方から、これまでの印刷関連会社が中国の企業に買収されたか合弁を作ったのか中国系の会社になり会社を辞められたが、中国系の会社になってどうですかとのコメントを頂きました。 (下の写真の印刷機は本文とは関係ありません。)4
実は私も以前は印刷する機械を製造する会社で海外営業、主に中国との営業を担当していました。
その会社はアメリカ資本100%の日本子会社で、私がその会社を辞めた後に、アメリカの親会社の発行株式の35%ほどを中国企業が買い占めて、現在は更にその比率が増えて、親会社には数人の中国人が役員になって、経営に参加しているとの事です。
日本の会社にはまだ中国人の役員はいませんが、時間の問題で日本にも参画してくるものと思います。
印刷機械製造会社ではアキヤマ印刷機が中国100%の会社であり、その他にも中国から狙われている会社もあると聞いています。
アキヤマは残念ながら業績が芳しくなく、近いうちに茨城の工場を閉めて、埼玉県の以前私が勤めていた会社の工場に移ってくると聞いています。
私は仕事柄中国の印刷会社や印刷機製造会社と関係が深く、経営陣ともお付き合いありますが、中国の経営者に対して感じる事は:
・経営陣の若さーー30歳代、40歳代が主流で、60歳以上の方は非常に少ない。
・判断が早いーー若い経営陣のせいもありますが、その場で判断される事が多い。
・厳罰主義ーー仕事上でミスや間違いをした部下、社員には即解雇を含めて、
非常に厳しい。
従って、業績が下向きの日本の会社に中国の資本が投下されると、劇的に回復する可能性は大いにあります。
それは、中国人の経営者を支えて補助する日本人の能力や考え方次第だと思いますが。