どうもどうもどうも。
とうとう連休も終わってしまいましたね。
ここをご覧の皆さまはどんな風に過ごされたのでしょう?
よい釣りができたのであれば、ぜひ報告していただけたら、なんて思います。
番頭ですよ。そうですよ。
今回は友達に教えてもらった動画をご紹介してみます。
1960年。
アポロが月へと降り立つたかだか9年前、日本ではこんな風景が見られたワケですね。
いつくらいまで続いたんでしょうね、こんな状況が。
ラッシュ時の山手線や京浜東北線なんかは今も大して変わらない気もしますけど、映像は「高崎から東京へ向かう列車」という点が興味深いところ。
高度経済成長で少しずつ裕福になっていくと、こんな列車で通勤していた人たちは東京へと引っ越し、そして昭和の終わり頃からは、交通の便がよくなることで、逆に人々は郊外や近郊都市へと拡散していった、ということなのでしょう。
もっとも、拡散とは言っても結果として「23区を中心に人が密集している地域が劇的に広がった」だけではあるのですけれど。
「フライの雑誌」第101号に掲載されている株式会社天龍の会長、塩澤美芳氏へのインタビューでは、戦後の混乱期から塩澤氏が釣具業界で何を見てきたか、ということが語られているのですが、そのなかに、
「釣りが食料確保のためでなく、純粋な趣味として楽しまれるようになったのは、1964(昭和39)年の東京オリンピック以降、昭和40年代に入ってからじゃないかと思いますね」
という一節があります。
知識として「そういうものだ」と知ってはいましたけど、でも経験として語られる言葉にはやっぱりハッとさせられるものがあり、自分が生まれた“昭和”という時代への認識が、それまでよりほんの少しだけ、明瞭になりました。
ここにシェアした映像は、その塩澤氏の言葉を強く思い出させたのです。
よく「激動の」なんて言葉で語られる“昭和”ですけど、決して大袈裟すぎるものではないってことがこういう映像なんかを見るとよくわかりますね。
さて。
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それでは、「Hello the Masking Face」をどうぞご贔屓に。
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