Hello the Masking Face 店主敬白&番頭日記

釣具を扱うビンテージタックルウェアハウス「Hello the Masking Face」の主と番頭が綴る日記です。

番頭日記20140504 超音波洗浄器導入。

2014年05月04日 17時20分33秒 | 日記
どうもどうもどうも。
いつ釣りに行けるんだかまったくわかりません。
番頭です。

ビンテージなリールをクリーニングするのに威力を発揮してくれそう、と、去年から欲しかったのが、超音波洗浄器。
よく眼鏡屋さんの店頭に置いてある、あれです。
ただ、欲しくはあったんですけれど、想定している使い方に対してどれくらい効果があるのかがまったく未知数だったので、なかなか買うまでには至りませんでした。
ところが、先日、コミコミで3000円、っていう格安な製品を見つけてしまい、これなら洒落になるかな?と、ついつい注文してしまいました

で、さっそく10年単位の汚れがこびりついたリール、「Abumatic 170」を分解して試してみました。

やっぱり、というか、予想していた通り、貯まった汚れが見る見る落ちる、なんていう魔法のようなことは起こりませんでした。
私が買った機種は1回の洗浄が180秒、3分固定です。それを連続で6~7回、途中からはマニュアルにあったように食器用の中性洗剤をほんの少し垂らしてみたり、さらに一晩漬けて、翌日にもう何度か運転させてみたのですが……。
確かに水がかなり濁りはしたので確実に落ちてる汚れもあるのでしょうが、どの部品もピカピカにはほど遠い、どころか、入れたときとさして変わってるようには見えません。

ところが、です。
この後、ブラシやらスポンジやら、今までの方法で汚れを落としてみてびっくり。
汚れがとてもカンタンに落ちるということと、金属パーツのなかに、えらくピカピカになるものがあったのです。
洗剤やオイルを使って磨いたのとは、ちょっと違った感じの輝き。
傷はもちろん消えないにしても、そうでない部分は30年以上前に作られたものとはとても思えない輝きかた。新品みたいな“素材感”が復活しているように見えるのです。

しかしその一方で、同じような表面処理をされた金属パーツなのに、さして綺麗にならないものがあったり。
この違いが何で起こるのかが、今のところ、まったくわかりません(笑)。

とりあえず現段階での結論として、超音波洗浄器の使用だけでぴかぴかになることはないけれど、しつこい汚れが楽に落ちるようになることがあったり、一段階上のクリーニング結果が得られることもある、ってことに落ち着きそう。
もうしばらく使い続けてみると、また何か見えてくるものもありそうな感じではありますが、とりあえず買って正解、な気はしています。

あ、今回クリーニングした「Abumatic 170」も、近いうちにヤフオク!に出品する予定です。
ヤフオク!には、国産クローズドフェイススピニングリールの代表選手「ダイワ ハリヤー120M」、フライリール「Abu Garcia diplomat 278」、黒いボディがカッコいい「Shakespeare ∑ 0002」など、10台のリールを出品中です。

http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/shok914

皆さまのご入札、心よりお待ちしています。
それでは、「Hello the Masking Face」をどうぞご贔屓に。


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