このところ、ちょっと留守がちでありましたが、GW中にトニー賞のノミネートもありましたしね~、ちょっと触れておきましょう…
とは言いましても、昨年同様(笑)、このアメリカ演劇界最大のイベントに対しても、それにふさわしい巨視的なとらえ方をもって見ることもなく、ひたすら「一点に執着」なのであります…(昨年、何の手違いか?…「トニー賞」で検索してこちらにお越しになった皆様、ほんとにスイマセンでした…汗)で、今年は6部門にノミネートされたA VIEW FROM THE BRIDGE(橋からの眺め)にひたすら粘着いたしますとも!(とりあえず、今年は「ノミネート作品」に粘着するだけ、まだマシかもです)
アーサー・ミラーのベストだと思う作品を挙げろと言われたら「セールスマンの死」でもなければ「るつぼ」でもなく…私は、絶対にこれを挙げます。非常に「形態の美しい」作品。今年の1月、この作品を見ることができたのは、本当に幸せでした!こちら
主役のエディを演じたリーヴ・シュレイバー、完璧でした。最初から最後まで、緊張感が途切れない。演じる人物が発する「うねり」のようなものが舞台から押し寄せてくるようで、観る者をしっかり舞台に引きつける。
彼のエディは馬鹿正直で、一途で、危なくて、脆い…「キャサリン、おまえはマドンナだ」この台詞がよかった!で、ちょっと泣けた…とにかく、絶対にトニー賞に絡んでくるだろうな~(っていうか、「絡んでほしい!」)と思ったのでありました。
ところで、私は「このLiev Schreiberってどう発音するんですか?」と、ステージドアで隣のお姉さんに訊いてみたのですが、見事に「わからない」と言われました。(はぁ?)で、少し離れたところに、きちんとした身なりの紳士がいらっしゃいまして、お連れのご婦人と「リーヴ・シュレイバーは非常によかったね」と言っていらっしゃるのをはっきりこの耳で確かめました。ちなみに、そのカップルは関係者(?)のようでもあり、ステージドアから楽屋に入って行かれまして、しばらくして、ご本人と一緒に出てこられました。まさか、そういう人がテキトーな発音をしないだろうと…。
で、助演女優には、エディの妻役のジェシカ・ヘクトと養女のスカーレット・ヨハンソンの二人がノミネートされているんですね。嬉しいです。それだけの勢いのある舞台だったってことですよ。しかしまぁ…私的にはスカーレットはないだろうと思います(!)ジェシカ・ヘクトには望みを持っていますけどね。
FENCESの出来いかんによっては、ベスト・リバイバル・プレイに選ばれる可能性もあると思うんですけどね。FENCESは本を取り寄せ中ですが(っていうことは、観に行くのか?
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どっちにしても、リーヴ・シュレイバーの主演男優賞はいただいたも同然ですよ、ホホホ~♪
と言いながら、取れなかった場合は、この記事は「このまま放置」でございます
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書いたことに責任は取りませんのでよろしく(?)