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And This Is Not Elf Land

Nightmare

ブロードウェイでプレビューが始まったばかりのSPIDER-MAN TURN OFF THE DARKですが、今だに迷走が続いているらしい…



とにかく、最近のブロードウェイは、映画の焼き直しやら、そんなのばっかり~


もうねぇ

オ リ ジ ナ ル で 勝 負 し ろ!

(この辺のことは書きたくてウズウズしているんですが、まだ正式アナウンスがないのでね)





それで、このクモ男騒動を横目で見ながら、なぜか脳内でこんな独り言を言っていたんですよ



「もし、アリス・クーパーがミュージカルを作ったとしたら、そっちの方がよほど興味が湧くわ!」



?????
なんで数十年ぶりにアリス氏のことを思ったのかは「謎」

ま、一度ここで取り上げています。

で、「そういえば、この人は昔から視覚効果を意識した、ショーのようなライブをやっていたよね。自分の音楽世界の舞台化と真っ先に考えそうな人だよ。でも、もうすでに、やりたいことは全部やったのかもしれないのだけどね~」なんて思いながら調べてみると…

今年2月の雑誌のインタビューで、答えていますよ!

なんと、75年のアルバム、WELCOME TO MY NIGHTMARE(トップの写真)が、ブロードウェイでの舞台化に向けて進行中なんだそうな。はぁ~…でも、アリス・クーパーってかなり緻密で知的な人だと思うし、有能なスタッフに恵まれれば、かなり面白い舞台はできると思いますね。

アリス・クーパーは日本では、変な理屈が先行したりして、最初っから「色もの扱い」でしたが、「音」は非常によかったですよ。「クオリティーが高い」というよりも「普通に良質」という方がピッタリくるかな。こういうタイプの音楽は、舞台と相性がいいような気がしますね。とにかく、音楽的には、ちょっとフォー・シーズンズの音楽に似た「立ち位置」を感じてしまうんですよね。

で、私は(これも色もの扱いだった)KILLERとかSCHOOL’S OUTなどのアルバムはかなり面白かったけど、BILLION DOLLAR BABIESあたりから「ちょっと違うかな」と思い始めて、それ以来あんまり聞いていません。このWELCOME…もしかり。しかし、このジャケ写真を見る限りでは「ブロードウェイを意識していない」とい言われるほうが不思議なくらいですよね。

しかし、この件のニュースも、チェックリストに入れておきましょう。お若い方はご存知ないかもしれませんが、いわゆるヴィジュアル系ロックの「元祖」と言ってもいいのがこの方ではないでしょうか?面白いものができる可能性は大いにあると思います。



ところで、昨年同様、厳寒期の弾丸NYCも考慮に入れている私なのですが、そうなれば、観劇リストには…まずJB(笑)(しかし、これはジャロッドでしか見ないつもり)、あと、オフでやっているANGELS IN AMERICA、そしてTHE SCOTTSBORO BOYSぐらいかな…と思っていたら、SCOTTSBOROはもうクローズなんですね。じゃあ、かなり「ヒマ」になりそう~(っていうか、いくつクローズするんだよ!)

それにしても、最近は、オフやリージョナルから上がってきたショーが軒並み短命に終わっているような気がするんですが…Broadway Boundは「夢」ではありますが、でも長い目で見れば、むしろ、オフで、クリエータも演者も、それぞれのこだわりを守りながら、本当にお芝居好きの観客を呼び込んで、長く続けていくのが「正解」なのかな?

とにかく、今は正式アナウンスメント待ち状態なのですが…(この話)若いアーティストたちが作り上げたショーが、どのようにして発展していくのか。そして、人々に届いて、そこから新たな生命を吹き込まれて、やがては作り手の手を離れて、作品として独り歩きしていくようになるんだろうか…(気が早っ…笑)それを見届けたくてうずうずしておりますよ!まぁ、そのためには、アメリカのいろんな町を訪れる覚悟でいますとも!
国際免許、これ必須(笑)ハイウェイだって怖くない~(誰か止めて)

それと、アリス・クーパーのショーの行方もね。
最近の、焼きなおしオンパレードよりは、こっちの方が、ずっと期待が持てるわ(!)
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