雪も消えあちらこちらで春の気配を感じるようになってきましたね。
桜の開花が楽しみです。
住宅の増改築をするさいに住宅を調査するたびに感じる事があります。
時代の変化によって建物が変わってくる。
当たり前のようですが面白みもあります。
もちろん 断熱の仕方・設備・構造体などは進化して変わっています。
私がふと感じるのが 「間取り」
和室が沢山あり 居間と台所が分かれているケースが多いです。
現在では寝室よりもLDKの方が大きくなるケースが多いのですが、
昔の住宅をみると 一階に和室が10~8帖が3~4部屋
居間が10~8帖 台所が8帖(調理場と食事する場所が分かれて各部屋がある場合もあります)
時には台所の方が大きい場合もあります。
二階に洋室が2部屋なんてパターンが多いような気がします。
勝手口が大きくメイン玄関はほとんど使われていなかったり
子供が多かった時代なのに子供室が少ないなーなんて考えます。
一人一部屋ではなかったんでしょうね。
LDKの配置などから考えても 人が集まった時には台所か和室に集まったのかなーと考えたり。
私の親の実家に親戚などが集まった時は台所でご飯を食べながら酒を交わす事が多かったですし。
現在ではリビングにお客様を通す方が多いですよね。
家族形態の変化や断熱技術の向上、海外の文化が影響しているのだと思いますが・・・
これからの住宅はどのように変化していくのでしょう?