フライで和歌山の渓を釣る

ロッドを傍らにお気に入りの渓へ

ネットが大きいのか? それとも 魚が小さいのか?

2022-09-26 06:18:11 | 2022釣行記
9月25日(日)

今年も渓流釣りの禁漁が近くなってきた。

一応、会社勤めなので、休暇を取って釣りに行かない限り

今日で最後の釣行だ。

最後は、あまり危なくない所へと・・・いう事にしておこう。

朝8時着。少し肌寒い。







水量は恐らくは普段の2倍位あった筈だ。



昔、先輩が良い魚を掛けた場所で粘っているとフライマンのオジサマが

鈴を鳴らしながら、足早に歩いていくのが見えた。

これで  ヨシ!自分も奥へ詰めよう!と思い立った。

実は、チョッピリ怖かったのだ。

30分程歩いて再入渓。



途中、オジサマが熱心にフライを振っているのが見えた。





フライはHWP#14。

魚は偶に出るけど、このサイズ。出方も良くない。

そしてブラインドの釣りなので、私的には、あまり楽しくない。


もうエエわって事で、林道を熊鈴を鳴らしながら帰っていると

オジサマが釣っていた区間のプールが見えた。





何気なくボーっと眺めていると、複数のアマゴがライズしているのに気づいた。

手持ちの水分残量が少ないので不安だけど、ここは頑張って降りてみる。





手前に4匹居て、水面直下でユラユラしている。

10時頃からヒラタカゲロウがハッチしていたので、CDCソラックスダン#16を投げる

が、見に来るだけで、その後は完全に無視される。

これ以上は闇雲に投げても無駄なので、替えのフライを探すが

適当にフライBOXを持って来たので、マッチザハッチ用のフライが

無い。

CDCソラックスダンの塊の中に一本だけカリタ式を見つけた。

フックはマルトフックC47  #16だった。





投げると見に来るけど、良型のアマゴは喰わない。

小さい方の魚が啄ばむ様な出方で釣れた。





2,3歩進み、奥へ投げると、魚が飛びついて出た。





どれも18㎝位だけど、なかなか綺麗でよろしい。



写真下はカリタ式の浮き方だ。この感じで水面直下を流れるのが良いのか?





正午頃になってきて暑くなってきた。

帰りの歩きを考えると、水分が足らない。

林道に這い上がり、来た方向へと引き返す。


途中、プールのヒラキには必ずと言って良いほど

アマゴが浮いており、ライズしていた。





喉が渇いているが、降りやすい場所で一振り。





魚はフライを呑み込んでいる奴が多かった。





今日は後半、夢中で釣りが出来て楽しく過ごせた。


フライマンのオジサマに出逢ったので釣果を聞かれたが

ライズが出ていて楽しかった、とだけ答えておいた。