KP3株が流行しているようですね。 病原性がさほど強くないだけに感染に気付かず、いつの間にか人に遷す側になることが多いそうです。 ただの夏風邪として片づけられる事例も多いのではないでしょうか? 実のところ我が家でも、妻が最初に風邪をひいて、病院に行ったけど夏風邪対応。そしてわしに遷って、明らかに妻から遷ったものだからと病院にもいかず市販薬服用して1日で回復。しかしその数日後に別の検査で病院に行っ . . . 本文を読む
「風の強さと風車の回転は相関か?因果か?」 この問いをCopilotに投げかけても、聞いてもいない風力発電の説明を延々としてくれるだけで、明快な答えは返ってきません。(苦)。 AIもまだまだですなぁ。 風車が動力によって回されていない場合は「風→風車の回転」の因果関係ですが、扇風機のように動力によって風車が回されている場合には「風車の回転→風」という因果関係になります。風車が無 . . . 本文を読む
相関と因果の関係については「相関は因果を含意しない。」の解説が引用されていることが多く、字面だけ見ると「相関には因果の意味は含まれない」すなわち「相関関係と因果関係は別物だ」ということを言っているように感じさせられます。 しかし原文を見ると「Correlation does not imply causation.」であり、統計を意識せず、辞書を引きながら訳すと「correlation」は「re . . . 本文を読む
統計処理におけるP値の扱いはとても悩ましいということを前回投稿しましたが、ものつくりの世界においてはP値だとか差が有意か否かなんてどうでもいいケースだってあります。そもそも新しい技術や機器とか素材を導入するときに、統計解析しないと差が有意か否かが決められないようなことじゃ困るんですよね。つまりどんなにP値が小さくても一目見て分かるような圧倒的かつロバスト性の高い性能差がないとユーザーさんはそれを使 . . . 本文を読む
2つの群が違うと言えるのか否かについて有意差検定を行うとき、あらかじめ有意水準を定めましょうという教えがあります。算出されたP値を解釈するにあたって、前もって決めておいた基準と照らし合わせて、それよりも大きいか小さいかで2つの群の差に意味があるか否かを決めましょうということなのですが、この基準(有意水準)はほとんどの人が0.05だったり0.01に設定します。ある2つの群から得られたデータを使って、 . . . 本文を読む