先日、またもやビックリするニュースが飛び込んできました。
ドラムをやっている方なら、ご存じかと思いますが
あの菅沼孝三さんが、お亡くなりになられました…(涙)
いや~ ショックですね…
私も、今は全く叩くこともなくなってしまったのですが、
かつてはバンドでドラムを叩いており、
菅沼孝三さんの教則ビデオを見て呆気にとられたものです…(汗)
腕が2本、足が2本の同じ人間でも、これだけのことができるんだぁ~って…
あと孝三さんといえば、チャゲ&飛鳥のバックで叩いている印象が、
強烈に頭の中に残っておりますね。
そんな菅沼孝三さんですが、こんな私とも微妙な接点があるんですよね。
それは、この箱の中に隠されております。
それが、こちらのスネアドラムとなります。
なんだか、久しぶりに箱を開けましたが…(苦笑)
外観は、こんな感じです。
素材は、FRP(ファイバー)製。
実は、このスネアドラム、菅沼孝三・初代シグネーチャーモデルなんですよ!!
(YAMAHA FSD1455KS)
実は、実は、実は…
このスネアドラム、菅沼孝三さん御本人から譲ってもらったんですよ~!!!!
話をすると長くなるので、少々省きますが…
発売当時は、いい音色だったので欲しかったものの買いそびれ、
買おうと思い、気がつけば廃盤後でした。
いろいろな楽器店へと連絡し、問い合わせをするが無くて…
直接メーカーにも問い合わせてもらったが無くて…
もうダメ元で、菅沼孝三さんのホームページの載っていたメールアドレスに
直談判して、どうにか譲ってくれないかと…(苦笑)
そこで複数回、メールで対応していただき、「ちょっと探してみます」との
返事があったのですが、今でも覚えておりますが、とても良い対応だったんですよ!!
後々、聞いてビックリしたのですが、その私と複数回メール対応してくださっていた方は、
菅沼孝三さん御本人だったんですよね~(汗)
てっきり、事務所のスタッフの方とやり取りしているものだと思っておりました…
複数回メール交換をし、最後に「探してみたら、なんとかあり確保しました!!」とのご返事が!!
そんな紆余曲折を経て手に入れたのが、こちらのスネアドラムとなっております。
ドラムのシェルには、菅沼孝三さんの代名詞『手数王』の文字が。
それと見ていただきたいのが、そこに記されているシリアルナンバーです。
NO.0003 !! ご本人に支給されたプロトタイプか何かだと…(汗)
あと、そのメールのやり取りの中で、もしよかったら「サインを入れておきましょうか?」と
書かれていたので、そんな機会は滅多にないということで「是非お願いします」と。
そこで、こんな感じでサインまでしていただきました!!
スネア自体はキレイに磨いても、ここだけは拭かないようにしております…(笑)
それと、今でも覚えていることは…
スネアが届き、箱を開けてみると、チューニングをしておきましたと書かれた手紙が
添えられており、早速、叩いてみたところ、全く耳障りな倍音がしなかったんですよね。
それがまた、いい音だったんですよ~♪♪
通常、購入したてのスネアドラムは、キンキン・カンカンと耳障りな音がするのが
常であるが、全くせず、しかも打面には全く叩いた痕もなかったんですよね…(汗)
正直、どうやって、チューニングしたのかと??
今でも謎で、チューニングの仕方を教えてもらいたいくらいですが…(苦笑)
あぁ~ こうして思い出して書いているだけでも、なんだか悲しいものですね…(涙)
本当に、ご冥福をお祈りいたします。
そんなところで、私事ですが…
また音楽活動というかバンドを再開する気配があります。
このスネアドラムも、また活躍してくれると思うので、
スナッピーの状態を確認してみましたが、ピンッと張れて切れてもいないので問題なし。
打面ヘッドも、約2年前に行われた最後のライブ直前に張り替えられたものなので、
凹みもなくて心配ないかと。
でも、まぁ、こんないい機材に恵まれても、叩く本人の腕が全く伴っていないもので…
録音した演奏を聴いても、ため息しか出ないのが現状です…(激爆)
ただ、スネアの音だけはいいというか、好きな音色ですね~♪♪
また機会がありましたら、この思い出あるスネアを叩きまくってみましょう。
それではまた…
PS. それにしてもショックですね…(涙)