気ままな私のフォト日記

大好きな北海道・十勝の写真と共に、病気・家族や身近なことを綴ってます。
 いつもご訪問下さりありがとうございます。

みなさんの支え、応援に感謝でいっぱいです。

2012-04-27 10:43:36 | 我が家のペット

アルが好きだった場所です。

木の下で草と嬉しそうに戯れてたんです。

 

たくさんお悔みの言葉、励ましの言葉を頂きながら

お返事出来ずにいることをお詫び申し上げます。

みなさん、ありがとうございます。

 

ハウスでおねんね^^

 

アルは、べそちゃんのいるお墓に入りました。

家族の写真を胸に抱き、安らかな顔で天国へ旅立ちました。

苦しみも、痛みもない世界

 

あと12日でお誕生日だったのに・・・

満5歳は短くても、たくさんの想い出を残してくれました。

アルに、ありがとうです。

 

冷静に受け止められる時もあれば

ぼんやりとアルを思い出し、涙することもある

まだ、こんな感じで過ごしています。

 

アルの存在は、大きかったです。

いなくなって、それが良くわかります。

家の中はひっそり・・・

どの部屋にも、アルくんの匂い、アルくんの毛が・・・

アルがいる時は、落ちてる毛、ついてる毛が気になってたけど

今では、それも愛おしくて、綺麗に出来ない私です。

 

冷蔵庫を開ける音に、すぐ飛んできたアル

よく猫まんまを食べて怒られてたもんね。

誰もいない時、こっそり猫まんまを食べ、

おかあさんが帰ってきたら

怒られるのが分かって、おとうさんのお部屋に逃げてたね。

 

「アルーーー!!」

呼んだって、もうアルはいないのに

呼ばずにはいられない私たちです。

 

主人は、アルとお散歩がなくなり、朝寝坊になりました。

老けこむんじゃないかと、息子たちが心配しています。

 

亡くなったその日

主人と息子は、アルが横たわる部屋で

「今日は、お通夜だー!」と言って

夜中の2時半まで、ビールを飲んでいました。

アルは嬉しかったでしょうね。

長男家族もすぐ駆けつけて、近所の大好きなママもお悔みに来てくれて

ほんと、幸せなアルです。

 

実は、ネットのお友達に獣医さんがいるんです。

今回のことで、うろたえる私に、いろいろアドバイスをして下さいました。

私が、自分を責め、アルを一人で逝かせちゃったことの無念さを綴った文を送ると

アルの気持を代弁するようなお返事を頂きました。

 

「アルくん、残念でしたね。私もとても残念です。

でも、たぶん抗がん剤をしていなければ、呼吸困難で苦しくなって、もっと前に亡くなっていた事と思います。

その場合、saekoさんのご家族は、あまりにも急で、もっと心の準備がなくて、もっとお辛かったことと思います。


そうやって、最後まで笑顔を見せてくれたアルくん、最後まで家族を思いやり、かっこよく逝けた事、アルくんだったら、それだけでも感謝していますよ。そんな子だったんではないのでしょうか?



アルくんが、本当に親孝行に思えてなりません。


亡くなる時も、たぶん、これからの抗がん剤での、ご家族の決断の辛さ、家で何かあった時の困惑、苦しさを見ている事の辛さ。大型犬ですから、動けなくなった時のご家族の負担も、多大にあります。

全てをアルくんが、ご家族に余計な心配をこれ以上かけないよう、一人で背負って、病院で逝ったように思えてなりません。

きっとsaekoさんをも、かばって見守っているくらいの賢い、優しい子だったんでしょうね。

この病気の始まりは、かなり急です。
たとえプロの私が飼っていたとしても、早くからは、わからなかったと思いますよ。

亡くなる前からでも、ペットロスはあるといわれます。

まず、ご自分を責め、次に誰かを責める。時間がたつと徐々にやっと受け入れていく。
という経過をとります。

ないと思いますが、この時期にご家族で仲たがいをされませんよう。

アルくん、きっと少し短くても、素晴らしい環境の、北海道の大地で思いっきり遊び、ご家族に愛されて、とっても充実して幸せだったことと思います。

アルちゃんにも、いつかまた会えます。お互い元気な姿で。


私も向こうの世界で、アルちゃんにも会ってみたいな。きっと素敵な子だったんでしょうね。

アルちゃんのご冥福をお祈りします。


saekoさんも、どうかお体にお気をつけて。たぶんアルちゃんは、それを一番望んでいた気がします。」

 

この言葉で、私たち家族は、心の重みがとれました。

主人はアルに

「おまえ、そうだったのか~」と・・・

辛くても痛くても、私たちに心配掛けまいと頑張ってくれたアルです。

普段は大きくて重たくて、顔を私の膝に乗せるだけでしたが

病気になってからは、おとうさんや息子に抱っこされたんですものね。

いい時間を過ごすことが出来ました。

ペットを飼われてる多くのみなさんにも、獣医さんの言葉を紹介して、

ペットの気持、誰もが経験するペットロスのことを少しでも判って頂ければと思い

許可を頂いて載せることに致しました。

 

ブログのお友達に、犬のガンのための食事の本を紹介して頂き

すぐ、取り寄せたんですけど、皮肉なことにアルを霊園に送り出してから届きました。

間に合いませんでした。。。

開けることもなく、届いたままの状態です。

 

こうして、私もアルも 多くの方々に支えられ

18日間の闘病生活でしたが、家族がひとつになって

アルの病気と向き合うことが出来ました。

その子の持って生まれた運命だと思おうとしても

まだ受け入れられませんが、

いつかきっと、アルにいい時間をもらえたと

想い出に変わる日が来るのでは?と思っています。

 

もう、わんこも猫も飼いません。

この子たちに勝るものはいませんし

看取るというエネルギーが、

私には、今居る二匹の猫ちゃんの分しか残っていません。

 

今日は、長々と書いてしまいました。

アルの想い出を糧に、家族で乗り越えて行きます。

今まで、アルくんを応援して下さってありがとうございました。
 

 

 

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