昨日、実家に行く前にホームセンターに寄りました。
ダンナの新しい長靴とクーラーボックスを買うためです。
アウトドア用品のコーナーで、ダンナが
「これ二つ買おうか」
と指さしたのは、折りたたみチェア。
「いいねぇ~安いし」
というわけで、購入。
昼食は、実家の玄関先で、レジャーシートを広げ、ビールケースを
ひっくり返してテーブルにし、折りたたみチェアに座って。
大きなキンモクセイの木が、道路からの視界を遮ってくれます。
食べ終えたダンナはチェアに座ったままウトウト。
なんだか、どんどんアウトドア用品が増えているような気がします。
そのうちにバーベキューセットでも買おうかしら。(笑)
ところで、とても嬉しいことがありました。
農機具置場に、本格的なトラクターがあるのですが、故障したまま
父が放置していたようで。
古いものなので、部品を取り寄せようにも、製造していないらしくて。
いつもスクーターで通りがかるとき、いろいろとアドバイスしてくれる
おじさまが、一昨日、熱心に見てくれて。
「これくらいのパイプを買うてきて、ここに突っ込んだらええねん」
ということで、それも、ホームセンターでついでに買って、ダンナが
納屋から取り出したサンダー(電動工具)を使って、カット。
やっと、動くようになりました。
そこへやってきたおじさま、
「お!動くようになったやん」
「でも、どうやったら土を耕せるのか、わからないんですよ」
「どれどれ、ちょっと代わってみ」
トラクターの運転席に座り、
「これを引っ張って、このレバーをここに動かして・・・」
と、レクチャー。
すると、トラクターが力強く土を耕しながら、動き始めました!
そして、ダンナと交代。
教わったとおりに、トラクターを操るダンナ。
おじさまが私のそばに来て、ニカッと笑いながら
「良かったなぁ、動くようになったで」
「本当にありがとうございます!」
「ご主人は、仕事何やっとん?」
「えーと、建築関係です」
「そうか、そやから慣れとんやな」
と納得するおじさま。
もしかしたら、重機のオペレーターか何かと思っていたりして。
「ほな、行くわ」
とスクーターにまたがるおじさまにダンナが
「家はどこなんですか」
菓子折でも持ってお礼に行くつもりに違いありません。
「まぁ、ええがな、畑友達いうことで」
と、去って行くおじさま。
まるで、月光仮面のように格好良かったです。(古い)
ともかく、これで、草刈りが格段と楽になりました。
これまでは、草刈り機で草を刈ってから、耕運機ですき込むという
手間が必要だったのですが、トラクターなら一発です。
しかも、土の深いところまで耕すので、これまでのように、
同じところを何度も耕す必要がありません。
これも、生前の父がご近所の方と親交があったおかげだと思います。