どぁ~ぼ!

2019-04-02 17:42:12 | 仕事
今通っている工事現場、めちゃくちゃ楽チンです。
通勤時間は、電車・徒歩合わせて約40分。
仕事は、午前9時から午後3時半まで。
内容は、伝票のファイリング、掃除、お茶出しなどの雑用。

まさに、「現場事務職員」です。

長年CADオペとして働いていたので、ちょっとした図面修正もできるし、
ヘルメットをかぶって現場に出たい、と、面接の際、現場の所長さんに
希望として伝えたのですが、男性社員が何人もいるので、その必要はないとのこと。

昨年まで働いていた会社では、メットかぶって安全帯つけて足場にのぼったり、
墨出しをしたりペンキを塗ったり、
工事写真を撮ったり、インパクトドライバーや丸ノコなどの工具を使って
雑工のお兄ちゃん・ヒロと一緒に作業したりして、すごく楽しかったのに、
ちょっと、つまらない。

でも、それは、今思うと、一種の「遊び感覚」だったと思います。
反省。
あくまでも、工事現場は「男の職場」なのですから。

気楽に仕事をしている私ですが、相変わらず、所長から若手男子社員への
パワハラに近い叱責がすごくて、聞いていて、本当に可哀想です。

「そんなこともわからんのか!」
「お前は、ほんま、やることなすこと、的外れやなぁ!」
「仕事の順番っちゅーもんを考えんかい!」
「何べん同じことを言わせるんじゃ!」
「お前は、ホンマ、アホやなぁ!新入社員にすぐ抜かされるぞ!」
そこまで言わんでも・・・の罵詈雑言。

日を追うごとに、どんどん、その子が萎縮していくのが、わかるのです。
無表情で顔色が悪くなっているし、笑顔も、でない。
誰かに何かを聞かれても、歯切れがわるく、小声で答える。

それがまた、所長にとっては、気に入らないらしく、覇気がないと言われる。
「お前の不服そうな尖らせた口が、あかん!」
と、生まれつきの顔にまで、文句をつけるなんて・・・。ひどい。

先日は、所長がいろいろ説教したあと、
「どぁ~ぼ!」と言ったのには、びっくりしました。

関西弁で人を罵るときに使う「どあほ」と「だぼ」を合成した言葉だと
思われますが、そこまで言わんでも・・・。

その子にとっては、毎日が針のむしろ状態だと思います。
でも、よく頑張っていると思います。
このまま、辞めずに続けてほしいなぁ、と願っています。

ドールハウス「おもちゃ屋さん」その2

2019-04-02 06:44:31 | ドールハウス・ミニチュア
毎日、出勤前と帰宅後に時間を見つけては、ちまちまと作っている
「おもちゃ屋さん」。



9割がた、できあがりました。

ボールを転がして遊ぶおもちゃ。
ウサギ、ブタ、アヒルの親子。
象の滑り台。
キリンのブランコ。
木琴。
投げ輪。
風船。
など、なかなか可愛くできていると思います。
小物の、大小のバランスが少々不自然なんですけど、
ぱっと見て「可愛い」と印象を与えることができれば、それでオッケー。

最後の難関は、ドールハウスの中にドールハウスを入れたので、
その中に置く家具を作らなければならないということです。
めっちゃ小さいサイズ。1mm厚のバルサ材で作るか、厚紙で作るか・・・
あー、どうしよ。悩む。

和歌山城

2019-03-31 15:29:19 | Weblog
和歌山市内在住の、大学時代のサークルの後輩。
彼も午前中仕事だったのですが、「和歌山行くから会おうぜ」と、昨夜連絡。
40年前から私のファン(笑)なので、忠犬ハチ公みたいに(?)飛んできました。
駅前の近鉄百貨店レストラン街でダンナと3人、昼ご飯を食べて。
仕事に戻るダンナと別れ、バスで和歌山城へ。桜は7~8分咲きといったところ。
でも屋台が並び、ブルーシートを広げたグループがいて、賑わってました。

和歌山へのドライブ

2019-03-31 11:08:01 | Weblog
日曜日、和歌山中心部のビジネスホテルに来てます。
屋上での改修工事を監督するダンナにつきあって。
先週は滋賀、今週は和歌山と、仕事がらみのドライブばかり。ま、ええけど。

聞いているこっちが泣きそう

2019-03-28 18:12:58 | 仕事
現場では、1階スラブ・外構溝へのコンクリート流し込みをやっていて、
数十台の生コン車が、次々とやってきます。

その光景を見たり、音を聞くのは、本当に楽しい。

しかし、運ばれるべきコンクリートの量、必要量より、かなり少ないらしくて。

所長が、入社3年目の男性社員に激高、怒鳴りまくり。

「お前は、ちゃんと構造図を見て、小梁のぶんまで計算しとったんか!」
「明らかにお前のミスやからな、俺がこれから○○に電話して頼むけど、
 工程がずれたら、責任とれんのか!」
「小学生でもできる計算やぞ!」
「次に入ってくる新入社員がちょっと頑張ったら、お前はすぐ
 抜かされてしまうかも知れんなあ!」
などなど。

確かに、その子はちょっと出来が悪いかも知れませんが、
事務所の中で怒鳴ったり、会議室の窓からその子の仕事ぶりをじっと見ていて、
「おい!○○!それは違うやろ!ちょっと来い!」
と事務所に呼びつけて説教したりというのは、いかがなものかと思うのです。

職人さんに、
「この子はあまりできない現場監督」とい印象を与えてしまう。
まるで、晒し者です。

おまけに、昼休みも、所長・二番手さん・後輩と一緒に同じテーブルに
座り、仕出し弁当を食べながら、所長からの叱責を、受ける。
気が休まる暇がありません。

彼は、2ヶ月前に初めて会ったときから、どんどん顔色が悪くなって、
無表情になっているような気がします。
もしかしたら、精神的に病んでいるのかも知れません。
大丈夫かなぁ・・・。

犯罪被害者遺族として

2019-03-25 18:13:40 | Weblog
神戸地方検察庁に電話し、検事さんとお話しました。

一昨年7月、甥がしでかした殺傷事件の裁判がいつ始まるか聞くためです。

当初、今年の6月くらいには、ということでしたが、国選弁護人が
精神鑑定を改めて求め、本人の言い分と、弁護士さんから聞いたこととが
食い違っているため、時間がかかる・・・とのことです。

私が大好きだった両親と、ついでのようにご近所のおばあさまを殺して、
その裁判まで、どうして2年以上もかかるのでしょうか。

世間では、震災の被害で亡くなった方、ストーカー殺人、通りすがり殺人、
交通事故に巻き込まれたニュースなどが、毎日のように報道されています。

そういうニュースを見て、
「可哀想に」「運が悪かったのかなぁ」
と思い、翌日には、忘れてしまう。
というのが、普通に生活している人たちの反応ではないでしょうか。

しかし。
被害者の遺族にとっては、たまったものではありません。

オトンとオカンに、会いたい。
一生叶わない願い。
1年8ヶ月経った今でも、毎晩のように、泣いています。

この悲しみを、引きずりながら生きていく。
被害者の遺族・加害者の伯母として、二重の苦しみを負いながら。
けっこう、精神的に、つらいです。



26年前、初孫を抱いて、嬉しそうなオトン。

この孫に金属バットや角材で殴られ、かなり抵抗した形跡が
現場検証に立ち会ったとき、残っていました。

そして、包丁で刺されて殺されました。

オトンより先に、オカンは、自室で惨殺されたらしいです。

調子に乗った甥は、家を出て、近所のおばあさまも殺しました。
人の命を奪うことが、快楽だったのでしょうか。

何のために生まれてきてん、あのクソボケ。マジで、死ね。

滋賀へのドライブ

2019-03-24 17:46:17 | 主任さん
2ヶ月ほど前から、ダンナには別宅がありまして。
そこにほぼ毎晩、泊まっていました。

といっても、女性がらみではありません。
滋賀県の草津市駅前の商店街アーケード撤去工事が夜間に行われ、
その監督を務める必要があり、近隣のマンションの一室を借りて、
日中に仮眠を取っていたそうです。

そして、その工事も、ようやく終わり、仕事関係の書類や私物を
日曜日の今日すべて撤収するとのことで、滋賀へのドライブ。

部屋は、思ったとおり、きれいに片付いていました。
ダンナは、かなりマメな性格ですから。
ゴミはちゃんと分別してあり、残っているのは脚立や長尺シートなどの
大物やダンナの作業服など。
台車を使い、4回ほどエレベーターを使い、車に積み込み、撤収は終了。

次に向かったのは、同じ草津市内にある琵琶湖博物館。
私が来館するのは4度目。ダンナは2度目。

もし滋賀県に住んでいたら、年間パスポートを買って通ってもいいと思うほど、
大好きな施設です。


館内レストランで私が注文した「びわこカレー」。


ダンナが注文した「近江牛とじ丼」。

琵琶湖を眺めながら、美味しくいただきました。

そのあと、3つの展示室と水族展示室を見学。
途中での休憩を含め、約3時間滞在。











大人も子供も、楽しめる施設です。機会があれば、また行こうっと。

ドールハウス「おもちゃ屋さん」

2019-03-22 19:45:45 | ドールハウス・ミニチュア
2週間程前から、粘土をこねたり、バルサ材や爪楊枝を使って
「おもちゃ屋さん」を作っています。

まだ、完成の度合いは20%くらい。




創作意欲が止まりません。
土台とするのは百均で買ったディスプレィボックス。
普通のドールハウスより小さいサイズ(130×130角)だし、
子供のための遊具を想定すると、もう、本当に、細かい作業。
しかも、まだ、全体的な構想(小物の配置)が、全く浮かばない。
作りながら、考える。
そして、小物のバランスの悪さに気づき、手直しをする。

「あかーん!主任さーん!また、行き詰まった!」
と、しょっちゅう叫んでいます。
「ま、ぼちぼちやったら」
「うん、頑張る-」

「モノ作り」って、どうしてこんなに楽しいのでしょうか。

現場の母

2019-03-20 18:54:16 | 仕事
今通っている現場で二番手の人から、頼み事をされました。
「○○さん、ちょっとお願いがあるんですけど」
「ん?何?」
「作業ズボンの裾上げをしてほしいんですよ」
「オッケー!内職!ちまちま縫うわ!裁縫セット、家から持ってくる!」

しかし。あとで、気づきました。
私はいつも、ダンナの作業ズボンの裾上げは、アイロンで接着する
「裾上げテープ」を使っていることに。
ちまちま縫うより、この方が、はるかに早い。

なので、今日は、家から「裾上げテープ」の在庫品・裁ちばさみ・
スチームが出るコンパクトなアイロンを、通勤用リュックサックに入れて、現場へ。

「裾上げセット、持って来たよ!」
「おぉ、ちょっと待ってくださいね」
更衣室に入り、3本のズボンを差し出されました。
「仕上げは、どの長さ?」
「このへんです」
工事用チョークで目印をつけてもらい、隣の会議室にズボンを広げて、
余分な布は、裁ちばさみで、ジョキジョキ。

折り返して、「裾上げテープ」を水に軽く浸し、アイロンで、押さえる。
1時間くらいで、3本の裾上げ、完了。

「はい、できたよ~。完璧よ」
と渡すと、とても喜んでくれました。

「ダンナもゼネコンやから、こういう作業ズボンの裾上げには慣れてるねん」
と、ちょっとしたドヤ顔。

すごく仕事ができる真面目な27歳の男性なのですが、この一件で、独身だと
初めてわかりました。

奥さんがいたら、そちらに頼むもんね。
建築現場で働いていると、女性と知り合う機会があまりないし。

そう考えると、私のダンナは、たまたま、地元での事務員として雇われ、
3~4ヶ月働いていた私を、うまく捕まえたものだなぁと思います。(笑)

二番手の彼にとっては、もっと若い女性が来てくれたら良かったのになぁ・・・・
と思っているかも知れませんが。

あと、入社1年目のヒヨコちゃんから、A4サイズの紙を20枚ほど渡され、
ラミネートしたあと、四隅に穴を開け、「鳩目パンチ」でグィツとはさみ、
補強する仕事も頼まれて、手が痛い。

入社3年目の子からは、カタログを渡され、東京の資材会社に電話して
サイズを確認し、注文しました。

「お前、それぐらい自分でやらんかい!」
と、現場から戻ってきた二番手の人に怒られてましたけど。
「まぁ、ええやないですか、これくらい」

とりあえず、どんな雑用でもこなす「現場の母」として頑張ってます。

パワハラではなく、指導

2019-03-18 17:01:07 | 仕事
私の通っている現場には、男性社員が4人。

所長は50歳、なかなか仕事ができる人。
二番手として勤める人は、27歳、こちらも、なかなかのやり手。
その下に、入社1年目:19歳と、3年目:24歳(?)の
まだまだ現場に慣れていない「ヒヨコちゃん」が二人。

3年目の子に対する所長の風当たりが、ものすごくきつい。
毎日、聞いていて、つらくなります。

「お前は小学校から大学まで、日本語を習ってきたんか!」
「もっと、職人とコミュニケーションを取れ!」
「ほんまに、お前は、やることなすこと、とろいなぁ」
「ちゃんと図面を現場に持って行って、確認せぇ!」
「俺が言うた仕事、また期限を守れてないんか!」
「仕事の優先順位を考えて、行動せんかい!」
かなり、罵詈雑言の嵐。

いわゆる「パワハラ」とも取れる言葉ですが、建築現場の監督になるには、
それだけ知識と経験が必要だということです。

私のダンナは地元の工業高校を出て、建築工事の会社に入社し、
定年まで勤め上げて、現在はその会社の系列の会社で支店長として
未だにバリバリ働いています。

彼が31歳のとき、私の地元で現場監督をしていました。
その現場の鳶職の親方さんの紹介で、アルバイトの事務員兼電話番として
採用され、なぜか、結婚し、現在に至る。

結婚後、彼が18~20歳くらいに書いた日記を見つけて読んで、
なぜかポロポロ涙が出ました。
「今日も職人さんに怒られた。でも、こちらが聞くと、なんでも親切に
 教えてくれる」
「自分はバカなのかと思うときがあるけど、頑張らなければいけない」
そして、その日教わった鉄筋の組み方など、書いていました。

こんな努力の数年後、あの現場の監督を勤めていたのだなぁと、
改めて尊敬しました。

まだ若いヒヨコちゃんも、今は、耐えて、努力して、頑張ってほしいです。