歯科さんの日常

空いた時間を使って、少しサボっていた各歯科機器のアップデート作業.

子供のころからの虫歯予防の重要性

2019-07-10 18:37:55 | 日記
乳歯の状態で虫歯になってしまうと、永久歯にも影響を与えます。「どうせ生え変わるから大丈夫」と考えている親御さんは注意してください。乳歯に虫歯があると永久歯が生えてくるスピードが速くなります。つまり虫歯だらけの中に永久歯が存在することになるのです。
当然、永久歯の健康状態にも悪影響を及ぼします。正常な歯列形成を妨げたり、食べる機能の低下を招いたりするので非常に危険です。
また、幼少期に虫歯菌が繁殖した口内環境は、大人になっても引き継がれます。体の不調や糖尿病などの深刻な症状を引き起こす原因になるので、小さいころから虫歯を予防することはとても重要です。

お子様の予防法
食後はお口を綺麗にしましょう

一番効果的な予防法はしっかり歯を磨くことです。適切なブラッシングは口内環境を清潔に保ってくれるので、日々のオーラルケアを重視してください。(虫歯診断装置)

また、幼少期は正しい歯磨きが行われていない可能性があるので、親御さんが丁寧に教えてあげる必要があります。歯医者を受診して指導してもらうのも、しっかりとしたブラッシング技術が身につくのでおすすめです。

食事やおやつは規則正しく

虫歯を予防するためには、規則正しい食習慣が必要です。だらだらと食事をとっていると、常に口内が酸性状態になります。
酸は歯を溶かし虫歯を引き起こす原因になるので、朝食・昼食・夕食やおやつなど間食のタイミングを決めておくことが重要です。特に寝る前に何か口にすると、酸性状態になりやすいので注意しましょう。

食べるお菓子の種類に気を付ける

虫歯菌は糖分を好むので、キャラメルなど甘いお菓子は危険です。また、飴のように長時間にわたって口内に入れておくものもおすすめできません。
乳製品や果物などは酸を作る力が弱く、口内に残りにくいので、おやつにピッタリの食べ物です。ポテトチップスやえびせんは甘くなく酸も作りにくいですが、食べカスなどが残りやすいので注意してください。

1ヶ月~半年に1回の定期健診を

乳歯や生えたばかりの永久歯は虫歯になりやすく、定期的に検査してもらう必要があります。子どもの歯の状態で頻度は変わりますが、1ヶ月~半年に1回程度が目安です。
幼少期に口内環境を整えれば正常に顎が発達しますし、歯列もきれいになります。将来的な健康リスクを減らすためにも、定期検診は積極的に行うことがおすすめです。(歯科機器販売)




最新の画像もっと見る

コメントを投稿