こんな重大な時期に、ここまでひどいことをしなくてもいいと思う（佐野海舟）

世の中そこまで自分の人生を台無しにすることもないと思うのですけどね。記事を。

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サッカー日本代表 佐野海舟選手 女性への性的暴行の疑いで逮捕
2024年7月17日 18時00分 

サッカーの日本代表としてことしのアジアカップに出場した佐野海舟選手が、東京都内のホテルで女性に性的暴行をした疑いで警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは、J1・鹿島アントラーズに所属していたサッカー選手の佐野海舟容疑者（23）です。

捜査関係者によりますと、7月14日の午前4時ごろ、文京区湯島のホテルで、知人の20代の男の容疑者2人とともに、30代の女性に性的暴行をした疑いが持たれています。

女性からの110番通報を受けて駆けつけた警察官が、ホテルの周辺で佐野選手ら3人を見つけ、その後、逮捕したということです。

3人は、直前まで女性と食事をともにしていたということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。

警視庁は認否を明らかにしていません。

佐野選手は、サッカーの日本代表としてことしのアジアカップに出場していて、今月、アントラーズからドイツ1部リーグのマインツへの移籍が発表されていました。

去年のミャンマー戦で代表デビュー
佐野海舟選手は岡山県出身の23歳。ボールを奪い取る能力にすぐれた守備的ミッドフィルダーです。

鳥取県の米子北高校から2019年に当時J2だったFC町田ゼルビアに加入し、去年からJ1の鹿島アントラーズでプレーしてきました。

そして7月4日、鹿島アントラーズから自身初の海外挑戦となるドイツ1部リーグのマインツへの移籍が発表されていました。

日本代表としては、去年11月のワールドカップアジア2次予選のミャンマー戦で代表デビューを果たし、ことしのアジアカップで1次リーグ2試合に出場しました。

前所属の鹿島アントラーズがコメント
佐野海舟選手が女性に性的暴行をした疑いで逮捕されたことについて、前に所属していたJ1の鹿島アントラーズは、コメントを出しました。

この中では「元所属選手に関する事案であるため、クラブとしても大変憂慮している。事案の性質上、クラブでは詳細について把握できないため、今後の状況を注視していく」としています。

アントラーズによりますと、佐野選手は今月4日付けでドイツ1部リーグマインツへの完全移籍が発表され、すでに移籍手続きは完了しているということです。

新たに加入したドイツ1部リーグ マインツがSNSで声明
佐野選手の逮捕を受けて、新たに加入したドイツ1部リーグのマインツがSNSを通じて声明を出し、「佐野海舟選手が母国で逮捕されたという報道に驚いた。情報が不足しているためこの件についての評価やコメントはできない」としています。

そのうえで「私たちはこの問題をできるだけ迅速に、かつ包括的に明らかにするよう努めている」としています。

鹿島アントラーズのある茨城県内では「信じられない」の声
鹿島アントラーズに所属していた佐野選手が逮捕されたことについて、茨城県内では「信じられない」といった声が聞かれました。

鹿嶋市を訪れていたかすみがうら市の70代の女性は「有名な鹿島アントラーズから出ているような人が、そういうことをしてはいけないと思います。行動を慎んでいただきたいです」と話していました。

観光で鹿嶋市を訪れていた川崎市の女子大学生は、「プロ入り後、FC町田ゼルビアでプレーしている頃からずっと応援している選手なのでニュースを聞いたときは、頭が真っ白になりました」と話していました。

また、JR水戸駅前では鹿島アントラーズのファンだという20代の男性が「日本代表になって海外にも行くとなってうれしく思っていました。ショックというより信じられない気持ちです」と話していました。

記事にもあるように、佐野海舟は、今月3日、ブンデスリーガの1.FSVマインツ05に完全移籍することが発表されています。そんな人物がねえ、こんなことで逮捕されるとはかなりやばいですよね。かなりどころでなくものすごくやばいですが、どうしてこうなってしまったのか。

おなじくサッカーで代表選手でもある伊東純也は、同じく性犯罪関係で訴えられ書類送検されていますが、現段階で報じられているところでは、検察は彼を起訴しない方針であるとされます。いずれにせよ伊東よりかなりやばい状況に追い込まれているようです。

で、私がこの件を知って思い出したのがプロ野球選手である堂上隼人です。彼については拙ブログでもいろいろ取り上げています。下に最初に取り上げた記事をリンクします。「堂上隼人」で検索した記事もリンクします。

某野球選手の不祥事で思ったこと

堂上は、大学を卒業した後社会人野球をしていましたが、性犯罪（家宅侵入の模様）をして会社を追われます。その後独立リーグに入り、努力の末プロ野球の指名を受けるにいたりますが（2008年）、2012年に複数の女性への性犯罪をしてしまい、逮捕、契約解除、実刑判決となってしまったわけです。で、堂上は、裁判で犯行の動機についてWikipediaから引用すれば（注釈は削除。下の引用も同じ）

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犯行の動機については、被告人質問で一軍での出場が少なく不安に駆られたことやコーチとの人間関係に悩んでいた背景を答えたが、原因については「今もわからないです」と述べた。

という始末です。うんなん全然性犯罪と関係ないじゃんと思いますが（性犯罪にまともな理由があるとは思いませんが）、おそらくですが、堂上は、性犯罪をする際は、あらゆることを超越する精神状態だったのではないかと思います。自分の行動がどれだけ自分が損をして他人に迷惑をかけるかといったことなどまったく考慮になかったのではないか。こうなってしまってはどうしようもありません。ご当人は実刑になって刑務所に収監されようが、野球界を追放されようが、それはご当人の不徳の致すところであり仕方ありませんが、彼の周囲の人間の受けた迷惑や失望などは、まったく半端なものではないわけで、本当に迷惑な野郎です（呆れ）。

で、堂上と佐野には、ちょっとした共通点があります。つまり海外への移籍の関係です。

佐野については、上の記事にも記されていますが、堂上についても、これもWikipediaから引用すれば、

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ソフトバンク入団前の2008年1月、オーストラリアのアマチュアリーグへ参加した際、メジャーのボストン・レッドソックスのスカウトの目にとまり、入団交渉まで行ったが、レッドソックスに入団できなかったのもこれによりビザが下りなかったのが原因とされた。

というわけです。移籍成立後に事件を起こした佐野と違い、堂上は自分の前歴により契約にいたらなかったわけで、彼からすれば人生ここまで後悔したこともないのではないか。が、最終的にはまたまた性犯罪を起こしてしまったわけで、レッドソックスは堂上なんぞと契約しなくてよかったというところです。

そう考えると、詳細はまだわかりませんが、こういっては何ですが、ドイツに移動する直前の時期にこのような事件を起こしてしまった佐野って、どんだけ馬鹿なんですかね（呆れ）。今は佐野にとって、人生でこんな重要な時期はないといっていい状況でしょう。自分の行動を慎重にするとか、あまり馬鹿はしない程度のことは当然のはずであり、なにがどうしてこういうことになるのか（絶句）。友人だかなんだかと、都内なんかで飲み歩いている場合じゃないでしょう（苦笑、他人事ですから笑います）。今後立件されるのかどうかもわかりませんが、人間１度でも性犯罪をしてしまうと本当にその後の人生にダメージがありますからね。必ず「あいつはああいうことをした」と陰口をたたかれます。冤罪ならともかくそうでなければそれはご当人の不徳の致すところで仕方ありません。

で・・・こういうのを見ていますと、人間ほんと性と金については、みんな凡人（以下）だなと思います。堂上は、正直なところ性関係については完全に病気だろうと思いますが、佐野はそこまでひどくはないのではないかと（現段階）私は考えます。そして犯罪時では、これは私の勝手な解釈をさせていただきますと、やはり堂上より佐野のほうが背負っているものが大きいですよね。ほんと自分の立場もわかっていないし、自分を大事にできない人間だなと思います。これでは本当にどうしようもないと考えます。お話にもなりません。