ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

ラグビーで、アルゼンチンが敵地にてニュージーランドに歴史的な勝利を達成した(マイケル・チェイカが、アルゼンチンのHCだったのね)

2022-08-29 00:00:00 | スポーツ

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>2022.08.27

アルゼンチン代表がNZの地でオールブラックス撃破! 歴史的勝利で南半球4か国対抗戦首位に

 マイケル・チェイカ新ヘッドコーチのもとで着実に力をつけているアルゼンチン代表“ロス・プーマス”は、来年のラグビーワールドカップで同組に入る日本代表にとって、かなり手ごわい相手となりそうだ。

 ホームで格上のオーストラリア代表を31点差で倒したあと、ニュージーランド遠征に向かった世界ランキング9位の南米の雄は、8月27日、クライストチャーチのオレンジセオリースタジアムで同国代表“オールブラックス”に挑み、25-18で激闘を制した。

 アルゼンチン代表は2年前にシドニーでオールブラックスから歴史的な初勝利を収めていたが、アウェイのニュージーランドの地で勝ったのは今回が初めて。

 南半球の強豪4か国が争う「ザ・ラグビーチャンピオンシップ 2022」は、3節を終えてアルゼンチンが首位に立った。

 一方、苦しい戦いを続けながらも来年のワールドカップもイアン・フォスター体制で行くことを決めたニュージーランド代表(現在・世界ランク4位)は、屈辱的な敗戦でまたしても厳しい批判を受けることになりそうだ。

 前半はニュージーランドが2トライを奪ってリードした。
 11分にラインアウトからドライビングモールでインゴールになだれ込み、32分には相手のラインアウト失敗で得たボールをすばやく展開し、FBジョーディー・バレットが突破、左外でパスをもらったWTBケイリブ・クラークがトライを決めた。

 しかし、アルゼンチンはWTBエミリアノ・ボフェリがペナルティゴール(PG)で得点を重ね、3点差に詰めて折り返す。後半の序盤に再び突き放されたが、12-18で迎えた47分(後半7分)、リスタートのキックオフボールを果敢に競りにいって獲得し、FLフアン・マルティン・ゴンザレスがディフェンダーを振り切ってトライゲッターとなった。そして、タッチライン近くからボフェリがコンバージョンを決め、逆転した。

 アルゼンチンは接点のファイトが激しく、ターンオーバーを連発。ディフェンスは規律よく、粘り強く、黒衣の男たちにプレッシャーをかけ続けた。

 ニュージーランドは反則を多発。敵陣深くに入っても、ラインアウトを3回も失敗してチャンスをつぶした。

 結局、後半のニュージーランドの得点は、PGによる3点のみ。
 ディフェンスも光ったアルゼンチンが歓喜となった。

おお、これはすごいですね。ニュージーランドは、前回2019年のラグビーワールドカップ(RWC)では、準決勝でイングランドに完敗しましたが、仮に決勝に上がっていたのなら、南アフリカには勝利したのではないかと思います。ともかくなんだかんだといって強い。過去のRWCでも、1987年、2011年、2015年と3回の優勝をほこっていますし、1995年の南アフリカ大会では、準優勝です。『インビクタス/負けざる者たち』の時の大会です。ひところのサッカーのブラジルみたいなもので、負ければ話題になるくらいのチームです。

そして私が注目したいのが、アルゼンチンの7点差での勝利ということですね。ラグビーでは、現ルールではトライとコンヴァージョンのゴールで最高7点を1時に取れます。つまり、最後の瞬間までオールブラックスは引き分けにはできるチャンスがあったわけです。しかし勝てる点差ではなかったわけで、逆にアルゼンチンもセーフティリードではないですが、負けはない点差だったわけです。つまり僅差ではない勝利ということになります。あたりまえですが、サッカーでもそうですが、敵地での勝利というのはなかなかすごい。どうしてもニュージーランドにラグビーで勝つのは、自国かあるいは第3国での勝負に限るという場合が多い。それで、アルゼンチンの対ニュージーランド初勝利の際の記事がこちら。写真もその記事から。

>2020.11.14

アルゼンチン代表が歴史的初勝利! 30回目の挑戦でついにオールブラックス倒した!
[ 編集部 ]

アルゼンチン代表が歴史的初勝利! 30回目の挑戦でついにオールブラックス倒した!
歴史的勝利を遂げたアルゼンチン代表。スタンドにいたメンバーも降りてきて歓喜(Photo: Getty Images)

 南米ラグビー界の雄、アルゼンチン代表“ロス・プーマス”が、ついに、ラグビー王国ニュージーランドのスター軍団“オールブラックス”を倒した。2020年11月14日にシドニーのバンクウェストスタジアムで対戦し、25-15で金星をつかんだ。

 1985年の初対戦以来、29回チャレンジして一度も勝っていなかったが、30回目の挑戦で歴史的初勝利となった。

 ザ・ラグビーチャンピオンシップ2020。
 南半球の強豪国が集うこの大会に、今年は新型コロナウイルスの影響で南アフリカ代表は不参加となったが、同じく準備不足が心配されたアルゼンチンの男たちは情熱をもって参加した。テストマッチは、プールステージ敗退に終わった昨年のワールドカップ以来、13か月ぶり。アルゼンチン代表の多くは、ハグアレス(ジャガーズ)として参戦した今年のスーパーラグビーがコロナ感染拡大により3月中旬で中断となっていたから、ヨーロッパのクラブに所属する選手以外は8か月間、公式戦でプレーできていなかった。にもかかわらず、キャンプで結束を高め、6月から実戦を重ねベストメンバーを組んできた世界ランキング2位のニュージーランド代表に果敢に挑み、歴史を変えた。

 アルゼンチンは序盤にPGで先制。数分後に追いつかれたが、3-3で迎えた前半19分、敵陣で15フェイズを重ねてアドバンテージを得ると、SOニコラス・サンチェスがディフェンス裏にチップキックを放ち、仲間が足にかけたボールを確保したサンチェスが最初のトライゲッターとなった。

 ニュージーランドは規律が悪く、反則を多発。さらにPGで加点したアルゼンチンは、何度も果敢に攻め込んで黒衣の男たちをあわてさせ、スクラムでもプレッシャーをかけた。

 16-3で折り返したアルゼンチンは後半も先にPGで得点し、リードを拡大。

 16点ビハインドとなったニュージーランドは53分(後半13分)、ラインアウトからのドライビングモールでトライを奪い返したが、アルゼンチンは58分にPGで突き放し、キャプテンのFLパブロ・マテーラなどがブレイクダウンの激しいファイトでチームを鼓舞、アグレッシブな堅いディフェンスは最後まで続いた。

 77分にはSOサンチェスが50メートル超のPGを決めて15点差とし、勝負あり。
 ニュージーランドはラストアタックでWTBケイリブ・クラークがトライを奪い返したものの、時すでに遅かった。

 そして、歓喜の瞬間を迎えたロス・プーマス。何人かの選手だけでなく、マリオ・レデスマ ヘッドコーチの目にも涙が浮かんでいた。

この時の勝利は第3国(オーストラリア)での試合でしたし、また新型コロナの関係でやや双方ともども調整がうまくいっていなかったという点もあったのかもですが、今回は、かなり双方ともかなり正直に実力が出たのではないですかね。ニュージーランドとしても、今回の敗北はかなりの衝撃ではないか。だいたい現在ニュージーランドの世界ランキングは

>現在・世界ランク4位

です。長きにわたって、ニュージーランドがラグビーで世界ランキングで4位になったことなんてあったのか。ほとんどなかったはず。もちろんニュージーランドもこのままでは済ませられません。本番では、徹底的に調整をしてくるでしょう。アルゼンチンに話を戻しますと、私も知らなかったので、「へえ」と思ったのが、アルゼンチンのヘッドコーチ(HC)が、マイケル・チェイカ(Michael Cheika)であることです。彼は、長きにわたってオーストラリア代表のHCをしていました。私も若干彼に顔が似ていまして、その関係で記事を書いたことがあります。

私に似ている(?)人たち

そんなに私は、威圧感のある怖い顔をしているのだろうか

彼はレバノン系で、ファッション関係のビジネスをしており、英語ばかりでなくアラビア語とフランス語、あとイタリア語も堪能だそうです。アラビア語とフランス語は、レバノン移民のなせる業です。イタリア語は、ファッション関係の仕事をしている効用でしょう。レバノン人は優秀な民族であり、ビジネスに秀でています。では、その関係の記事をご紹介。写真も同じ記事より。2020年に撮影されたもののようです。

>2022.03.14

アルゼンチン代表ヘッドコーチに名将チェイカ氏が就任 グリーンロケッツ東葛の現ディレクター
[ 編集部 ]

 アルゼンチンラグビー協会は3月11日、男子15人制代表“ロス・プーマス”のヘッドコーチに、マイケル・チェイカ氏が就任することが決まったと公式に発表した。1か月前に辞任したマリオ・レデスマ氏の後任。チェイカ氏は現在、NECグリーンロケッツ東葛でディレクター・オブ・ラグビーを務めている。

 世界的な名将のひとりだ。
 チェイカ氏はオーストラリア代表の前ヘッドコーチで、2015年のワールドカップで準優勝に導き、ワールドラグビーの年間最優秀コーチに選ばれた。2019年のワールドカップで準々決勝敗退したあと退任し、2020年からはアルゼンチン代表のコンサルタント/アシスタントを務めて初のオールブラックス(ニュージーランド代表)撃破などに貢献していた。
 コーチとしてのキャリアは20年以上で、クラブシーンでは2008-09シーズンにレンスター(アイルランド)の指揮官としてヨーロッパを制覇し、南半球のスーパーラグビーでは2014年にワラターズ(オーストラリア)を初優勝に導いている。

 アルゼンチン代表は、2023年のワールドカップではプールDに入り、日本代表やイングランド代表などと対戦することが決まっている。2大会連続でベスト8以上を目指す日本代表にとって、過去2度もベスト4入りしたことがあるアルゼンチン代表は難敵であり、経験豊富な名将チェイカが指揮を執ることになって、かなり手強い相手となりそうだ。

 チェイカ体制となったアルゼンチン代表の今年最初のテストマッチは、ホームで戦う7月2日のスコットランド代表戦となる。

記事にもあるように、チェイカは2020年からアルゼンチン代表の強化スタッフだったようですので、つまりはこの時点で、いずれはアルゼンチン代表HCになるという予定だったということなのでしょう。

それにしても来年のワールドカップでのチェイカ率いるアルゼンチンは要注目ですね。日本も戦うので、これは相当厳しい戦いを強いられるのではないか。これは大変です。なおイングランドもオーストラリア人のエディー・ジョーンズが指揮を執っていますので、外国のナショナルチームを指揮するオーストラリア人同士の戦いというのも面白そうです。しかもイングランドとアルゼンチンでは、いろいろ因縁の相手でもある(苦笑)。

最後は、歴史的勝利の試合での、マイケル・チェイカの写真をはりつけます。出典はこちら。2枚目の写真の後ろ姿の人物は、ニュージーランド代表のHCであるイアン・フォスター

ほんと、相撲取りみたいな人です。


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