ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

この女性は、ひどいアルコール依存症だと思う(追記:求刑通りの懲役6年の判決が下る)

2021-02-19 00:00:00 | 社会時評

本日(2021年2月19日)判決が言い渡される事件についての記事を。

>検察が懲役6年を求刑 被告「軽いものだと感じます」 姉妹放置死事件・高松地検
2021/2/17 11:58

 2020年9月、高松市で幼い姉妹を車内に放置して死亡させた罪に問われている母親の裁判です。
 検察側は、「母親として無責任かつ悪質な犯行だ」として懲役6年を求刑。これに対し、母親は「軽いものだと感じます」と述べました。

 保護責任者遺棄致死の罪に問われているのは、高松市川島東町の無職・竹内麻理亜被告(27)です。

 起訴状などによりますと、竹内被告は2020年9月2日の午後9時10分ごろ、バーで飲酒しようなどと考え、高松市の駐車場に止めた車の中に当時6歳の長女と3歳の次女を置き去りにしました。そして、2人を約15時間放置し、熱中症で死なせた罪に問われています。

 17日の公判で、検察側は「2人は高温になった車内で恐怖と不安の中で息絶えたと考えられ、結果は重大で母親として無責任かつ悪質な犯行だ」と指摘。そして、「家族に知られず飲み歩きたいと危険な放置行為を繰り返した挙げ句の犯行で、強く非難されるべきものだ」などとして懲役6年を求刑しました。

 一方、弁護側は「これまでの経験やしつけから危険性は低いと考えていて故意の程度は弱い」、「育児での疲労や家族との行き違いで、苦悩を抱えていた」と主張。

 また、法廷で夫が「厳罰は望まない」と証言していることや、母親が支えていくと約束していることなどを挙げ情状酌量を求めました。

 竹内被告は最後に「この裁判で、正直に記憶の通りに話すという最低限の義務は果たせた。6年という判決を求める意見は軽いものだなと感じます」と述べました。

判決は、19日に言い渡される

(記者)
「3日間傍聴して、被告の一貫した受け答えに、母親としての自覚の強さや、子育てへの熱心さを感じつつも、周りを頼れなかった弱さを垣間見ました。争点は量刑ですが、この誰も浮かばれない事件がなぜ起こってしまったのかを、考え続けることが必要だと感じました。判決は、あさって午後に言い渡されます」

結果が重大な事件ですので、さすがに執行猶予にはならないとは思いますが、ただこの女性どうもかなり酒に依存していたようですね。アルコール依存症ではないかと思います。

そしてたぶんなんですが、彼女は男性にも依存していたのではないか。あとで、「そうではないか」と考えさせられる記事をご紹介します。

さらに最初の記事での

>育児での疲労や家族との行き違いで、苦悩を抱えていた

というのは、どうも子どもを酒を飲むために親に預けようとして叱責されたということのようですが、それは当然じゃんと思いますが、「どうもなあ」ではありますよね。それで夫のほうはまだ離婚はしていないようですね。うんなん即刻離婚でしょうがありませんが、あるいはですが、彼なりに奥さんへの負い目もあるのかもですね。正直負い目を感じるにしても、あまりに事態が重大すぎるように思います。朝日新聞の記事によると、

>(事件の1週間前から)1日を除いて毎日、子どもを車に放置して飲みに行っていた

NHKの事によると

>検察は被告が平成31年ごろから夜間、妹の家に2人を預けて週に1回から3回飲み歩くようになり、妹とけんかしたり、母親から叱られたりしたことで去年7月ごろからは車の中に2人を残して飲み歩くようになったと述べました。

というのですから、これは相当なものです。またこちらでは、

> 被告人質問で、竹内被告は夫や母親には飲みに行くことを反対されると思い、子どもを預けられなかったと説明しました。

 飲酒をやめられなかった理由については「自分独りの時間が楽しいと思っていた」「酒を飲むと、主人や実家のこと、育児の方針について
考えなくていいと思うようになっていった」と話しました。

姉妹2人を約15時間放置し、熱中症で死なせた母親の罪を問う裁判
 そして、事件当日を振り返り、「普段は酒に強いのに3軒目のバーに入った後から酔いが回っていた感じがあり、実家に子どもたちを預けていると都合よく思い違いをしていた」と話しました。

母親もかなり反省しているようですが、すくなくともこの事件を引き起こしたときは、相当に酔っぱらっていたようですね。酒のおかげで本当に取り返しのつかない事態になってしまったわけです。さらにこちらによれば

>明け方からは知人男性の家を訪れていたことが分かっています。

ということです。これでよく夫がいまだにわからないなと思いますが、たぶんですが、この知人男性という人が、彼女の愚痴とかに付き合ってくれたのでしょうね。この男性とのつきあいも、彼女が酒に依存した大きな理由だったし、また頼れる人として、この男性にも依存していたのではないか。

こうやって様々な記事を引用していくと、おもいっきり「どうもなあ」ですね。このような人生は歩みたくありません。それにしてもほんと依存症というのは怖いですね。彼女も、さすがに酒にここまで依存しなければ、こんな論外のことをしでかしたりはしませんでした。ぜひこの女性は反省を深めてほしいものです。

記事発表日の追記:求刑通りの懲役6年の判決となりました。記事を。

>娘2人車内放置死、母親に懲役6年の実刑判決…高松地裁
2021/02/19 14:01
 高松市内で昨年9月、女児2人が乗用車内に約15時間放置されて死亡した事件で、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の無職竹内麻理亜まりあ被告(27)(高松市)の裁判員裁判が19日、高松地裁であり、近道暁郎裁判長は求刑通り懲役6年の実刑判決を言い渡した。

 起訴状では、竹内被告は昨年9月2日午後9時15分~3日午後0時20分頃、高松市内の駐車場に止めた乗用車内に、長女の真友理まゆりちゃん(当時6歳)と次女の友理恵ゆりえちゃん(同3歳)を放置し、熱中症で死亡させたとしている。

家族の支援が期待できて、しかもたぶん初犯でしょうから、求刑通りの懲役刑というのはかなり厳しい判決ということになります。


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