今宵は、今朝見た『だまされても夢心地』の第118話からこのセリフにしました。
ダバルは、アラン出版の代表と両想いながら、亡くなった前夫や娘ソルのことを考えると、中々前に進めない状態でした。そこへ突然、代表の前妻が現れ、代表とよりを戻すから離れて欲しい、ときつく言われてしまいます。
どうにもならない中、道場の掃除をしていたところ、同僚が心配して話かけてきました。ダバルは昔、ケガが原因でオリンピック代表選考の試合で負けた経験がトラウマになり前に進めない、と同僚に打ち明けます。その時に同僚が言ったのがこの言葉です。
ダバルは自分もそうだし、他の人が傷つくのを恐れていましたが、同僚は、怪我をしないのがいちばんだが、勝負に怪我はつきもので、怪我をしたら治せばいい、とダバルの不安を否定します。
人が生きてますと、避けることができないのが勝負の場です。入試もそうですし、就職試験もそうなら、ライバルのいる相手を射止めるのも、昇進やライバル会社との顧客の取り合いもそうです。まさにこの同僚の言う通りで、それが生きる物の道理ならやるしかありません。
しかし、こういう同僚がそばにいるといいですね!