通電確認のKA-5020を2,100円で購入しました。KENWOODは昔オーディオ製品や無線機を色々出していましたが今はJVC KEMWOODとなっていて昔ほど元気はありません。
汚れはありますが目立つ傷はなさそうです。この価格帯は各社激戦区だったのであまり儲けは無かったでしょうね。
こちらも汚れはありますが目立つ傷はなさそうです。時代背景からビデオ関係の端子があります。
カバーを取ったところ。 裏側の点検口も開くのでメンテナンスはよさそうです。回路はシンプルでイコライザ回路のゲインを変えてMM/MCの切り替えを行っていますイコライザの初段は私の好きな2SK170BLを使用しています。
トランスも大きいです。
電源コンデンサーはELNA 63V10000UFを使用しています。基盤のハンダは熱の出る部品やアース関係はハンダをやり直します。
出力段は サンケンの2SC4467/2SA1664をパラで使用しています。
フロントパネルを外したところ。 価格が安いので仕方がありませんがVR類は安い物を使用しています(メインのVRだけはもう少し良い物を使用してもらいたいなー)。一応洗浄しておきます。スイッチ類のナットが緩んでいたので増し締めしておきます。
リレーは分解清掃しておきます。
スイッチも分解清掃後グリースを塗布しておきます。MM/MC切り替えSWは分解しましたが密閉構造なのか汚れていませんでした。
アイドリング調整 トランジスタ1個あたり34mAに設定します。
L,R=100Hz
L,R=10KHz
完成 スピーカー端子DC漏れ電圧 L=0mV,R=0.1mV 残留雑音 L=0.006mV R=0.006mV 周波数特性 L,R=7-150KHz -1db (高域に少し盛り上がりがある 音作りがされているのかな?)試聴中 ノイズが少なく素直な音という感じです。心なしか低域が力強い気がします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます