ADVANTEST R3267
オークションに「現状品」で出ていたので64,000円で購入してみました。
周波数範囲は100Hz-8GHz、分解能1Hz-10MHz、ダイナミックレンジ-145db C/Hz オプションは無い製品です。当時の価格は3,100,000円でした。当然当初の精度はありません(電源ユニットや電解コンデンサーの寿命は5年と書いてあるのでとっくに寿命は終わっています。)し所々「うーん」と思うところもありますが私のような素人が使用するには十分な性能です。
フロントパネルはそれほど汚れていません。液晶の保護パネルはきれいに掃除しておきます
SWを入れるとBackup RAM : NGと出ます。
Execute Selftest を実行するとPowUp & Block : FAILと出ます。日付も出ませんね
ケースを開けます。
マクセルのリチウム電池が見えます。
電圧を測ると1.9mVしかないのでバッテリーの消耗ですね。
手持ちのTOSHIBA製の電池と交換します。
取り外した電池 スルーホール基板なので取り外しは慎重に行います。
SanDiskのメモリカードを使用しています。
CPU?
ケーブルのチェック
リアパネル
スイッチング電源 掃除しておきます。
下側
Advantest TOP2302X YIG BPF
エラーが無くなりました。
こちらのテストもOKです。
SGから1GHzを入れてみます。オプションの高安定周波数基準が付いていなくSGも高性能でもないのでこんなものです。
キャリブレーション信号(30MHz)を測ってみます。
HP5334Bで計測 意外と正確です。よく見たらOPT21(±5 × 10-9/ 日)は付いていました。どうりで正確なわけです。
TESTするとレベルが少し違っています。
キャリブレーションを実施します。
大体合いました。
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