今まで使用していた重いアンプや複雑な回路を使用したアンプは全て整理してしまったのでシンプルなプリメインアンプ(MC入力付)のDENON PMA-390(電源が入るのを確認)を2,110円で購入しました。
前面 スレや傷はありますが目立つ傷はありません。
後ろ RCA端子は汚れているので磨いておきます。左端に(MC/MM)切り替えSWが見れます。こういう安いアンプでもMCカートリッジが使えるのはさすがDENONです。MCカートリッジDL-103を販売しているから意地でもつけたのかな?。
ケースを取ったところ ほこりがいっぱいです。 トロイダルトランスを使用しています。この後のPMA-390シリーズはMM-MC切り替えSWが無くMMのみとなり電源トランスも普通のEI型になります。このPMA-390はMCとMMの切り替えSWがありますがこれは2SK369差動回路と低雑音オペアンプNJM4558DDを組み合わせてイコライザの利得を切り替えています。終段はサンケンの2SC3855/2SA1491を使用しています。中身はオーディオ用部品を使用していないのが良いですね。
フロントパネルを取ったところ。 このアンプは下側の点検用板が無く基板を取り外さないと部品の交換ができません。修理するのを考えていないのかな?。
リレーは分解清掃します。
スイッチは全て分解清掃します。密閉構造ですが汚れがありました。
アイドリングは3mV(27mA)に調整します。DCバランスの調整はありませんのでパワー部の差動回路のTRのペアを左右の回路から組み直して調整しました。
100Hz
10KHz
PHONO(MC) 1KHz
完成
残留雑音 L,R=0.25mV 周波数特性6-70KHz -1db
システムに接続
Technics SL1301+DENON DL-103+DENON PMA-390+Technics SB-MX70で試聴中 音がクリアーに聴こえます。シンプルなアンプが一番私には合っている気がします。
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