評価5
再読(前回2021年2月20日)。
宦官の春児(チュンル)と官吏の文秀(ウェンシウ)はともに頂点を見据える地位まで駆け上がるが、文秀の岳父であり皇帝派の重鎮・楊が西太后派の栄禄などの企みによって暗殺されてしまう。実権が西太后から皇帝に禅譲されようとしていた矢先の事件だっただけに、北洋軍や西欧列強の介入を嫌った皇帝派は楊の死を隠し通すことを決断。ここから、二派による虚々実々の駆け引きが繰り広げられることになる。
一方の春児は、その出世スピードに恐怖を抱いた上司の李から疎まれることになるが、西太后からの信頼とその人気は絶大で何年かぶりで文秀との再会を果たすのであった。
ここまでは良い人として描かれている西太后と春児、文秀の動きから目が離せない。
いよいよ最終巻に突入!
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