評価3
再読(前回2019年9月27日)。
両親による土井崎茜殺しを探って行く前畑滋子は萩谷等が通っていた「あおぞら会」というでサークルで等が事件を知る人物と接触していたことを突き止める。ここでその人物の心象を感知した等がその状況を絵に書き記したことに確信を得た滋子が捜査を進めると、三和明夫という男が茜と付き合っていて、両親を強請っていたことが判明し事件の全貌が次第に明らかになって行く。そんな時、三和明夫は新たに小学4年生の佐藤昌子ちゃん誘拐事件を引き起こす。両親による茜殺しの背景にあったものを追って「模倣犯」同様に滋子の猪突猛進が始まった!
茜殺しは既に時効を向かえており犯人も既に両親であることが判明しているので、犯人捜しのサスペンスはない。その背景を探る滋子と萩谷等の母親である敏子の旅が続くのだが、各人物の詳細な半生を語られてもスリルがないしドキドキ感もわかない。著者の独りよがりの作品のような気もして物語に入り込むことができなかった。
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