評価5
再読(前回=学生時代)。
七瀬三部作第二弾。
「家族八景」で少女だった七瀬がうつくしい女性となって帰って来た。
その七瀬が予知能力者(恒夫)、透視能力者(西尾)、タイムトラベラー(藤子)と出会い、ノリオ(テレパス)とヘンリー(テレキネシス)とともに旅をする。西尾は邪悪な超能力者として排除するが、残りの4人と協力して七瀬は超能力者抹殺に動く暗黒組織との死闘を展開する。
学生時代にのめり込んだ筒井作品。
「汽車」という表現に時代を感じてしまうが、その斬新な表現力と構成には舌を巻く。
暗黒組織との戦闘シーン、意外に地味なのが残念。
もっと派手でも良いのになぁ~♪
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