評価3
再読(前回2019年4月19日)。
日本人の男と女、米国人の男が三すくみの状態でラスベガスのスロットマシンで大金(5600万ドル)をゲット!ホテル側、カジノマシンの管理会社、マフィアのボスと老ヒットマン、オイルダラーで世界経済を動かすアラブの貴公子が入り混じって大金をめぐる物語が展開する。大金の行方は?自身もラスベガス好きな浅田次郎がギャンブルワールドにあなたを誘う。
主人公の名前に笑ってしまう。
・大前剛(オオマエゴウ)ー莫大な負債を押し付けられて共同経営者に逃げられた男
・梶野理沙(カジノリサ)ーハイテク関連一部上場企業のエリート社員から娼婦に堕ちた女
あともう一人はベトナム戦争の元英雄のジョン・キングスレイ
私はギャンブルをやらないのでイマイチ臨場感を得られなかったが、著者による日米文化の比較にはかなり興味深いものがあった。浅田次郎さんが中大杉並高校出身だということを初めて知った。
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