評価5
再読(前回2018年3月14日)。
任侠小説が人気の作家・木戸孝之介は叔父の仲蔵がオーナーの奥湯元あじさいホテルに秘書兼愛人の清子とともにやって来た。そのホテル、実は任侠団体専用で人呼んで「プリズンホテル」。仲蔵の子分の団体30名がやって来るは、心中目的の家族がやって来るは、夫に離婚を迫ろうと心に決めた妻と何も知らない夫がやって来るは、一家心中した前オーナー家族の幽霊が出るは、で、てんやわんやの大騒動!それを仕切る、大手ホテルチェーンから飛ばされた支配人とシェフも右往左往!番頭と仲居にはたどたどしい日本語の方々がズラリ・・・
抱腹絶倒!爆笑!の中にも、浅田次郎らしい人情の機微がキラリ!
マザコン作家・木戸孝之介のハチャメチャ度の行きつく果ては!?
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