評価5
再読(前回2018年7月29日)。
数多くの人々の心を癒して、笑いと涙を誘った任侠団体御用達の宿・奥湯元あじさいホテルを舞台とした「プリズンホテル」もついに最終巻を迎えた。
母と別れた7歳の時から心の成長が止まってしまった作家・木戸孝之介は文壇最高の権威である日本文芸大賞受賞、手形を落とせるかどうかの瀬戸際だった内装会社社長・楠堀留は博打で勝った金で難を免れ、支配人の息子の担任・三浦はその綴った小説が認められつつあり、親分・木戸仲蔵は癌の疑いが晴れた。長年、孝之介の面倒を見て来た富江が姿を見せないのは残念だが、まずはめでたし!めでたし!
あーっ面白かった!
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