
評価5
再読(前回2019年5月4日)。
ついに学校内裁判が開廷した。
検察官役・藤野涼子と弁護役・神崎和也の丁々発止の攻防とそれを裁く判事役・井上康夫の冷静さ、静かに推移を見守る9人の陪審員たちと傍聴する大人たち、緊迫の六日間のスタートだ。
被告・大出俊次の子分・井口充の証言に激怒した俊次が退廷を命じられ、告白状を出した三宅樹理はあくまでもメインは亡くなった浅井松子だと主張、一時として目を離せない展開に手に汗握る。もう一人の子分・橋田の証言に驚くとともに樹理の証言には怒りを禁じえない!
死亡した柏木卓也宛ての電話の真相は今だ不明、和也の不可思議な挙動をいぶかる陪審員たち、さーっいよいよ真相が明らかにさせる第6巻最終巻に突入だ!
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