中学受験総合~大日本帝国の楽しい家族団結力

中学受験算数~大日本帝国の楽しい家族団結力

数学と算数

2020-03-31 06:59:34 | 日記
 
大学入試レベルまでの「数学」と「算数」は同じものです。
中学受験の算数では図形や数列では一部高校生レベルの先取り、
消去算などという名称で実質方程式の先取りをしているだけで
必要な考え方や概念は数学のソレと大差ありません。

特殊算を取り上げて、異質なものだと言いたがる人
が多いですね。特殊算は数ある解法の一つと考えれば解法の幅
が広がるだけで悪いものではありません。
大学入試に必要な知識だって、とどのつまりは解法をどれだけ
知っているかがカギを握っています。入試でカギを握る解法を
自力で思いつく学生なんて一握りすらも居ないと思います。
それが自力で導出できるような能力の有無は大学で数学科に進んで
数学を極めたいとでも思っている人にしか関係ないでしょう。

「そろばん」は計算の速度だけなので、それだけでは数学の全て
は語れませんが、計算が速いのは試験では圧倒的に有利でしょう
から無意味ではありません。それに正確さが付いてくれば言う事
なしです。

高校生になってから数学はとても難しくなります。
覚えなければいけない解法や公式が山のように増えるからです。
そういう意味では小学生の頃から解法の暗記に慣れておく受験算数
は数学を学ぶ訓練
として有効だと思います。