本日は、「算数の問題を解くときのポイントを抑えて欲しい」
式ややり方だけを丸暗記するのではなく、
問題を読んだときに見抜いてほしいポイントがあるということを知
ポイントというのは、「解くときの鍵」「
と、言い換えることができるのではないでしょうか。
例えば、『イメージde暗記!根本原理ポイント365』基礎編 ポイント005より、
りんご1個の値段は何円ですか。
この問題を読んで、みなさんは、どこがポイントだと思いますか?
「ポイント」がもしわからなかったら、では、「
と聞かれたらどうでしょうか。
「数がそろってない」とか「2種類あるからわからない」という
答えがでてきたら、あともう一歩です。
「じゃあ、みかん3個とりんご4個で550円、
みかん3個がそろっているので、650円と550円の差が、
わかります。
つまり、これは、みかん3個はどちらも同じなので、
650円と550円の差は生まれないのです。差がでてきたのは、
ということがわかります。
では、問題に戻ると、
今度は、どの個数もそろってないですね。
みかん3個と、みかん2個。りんごは4個と3個となってます。
どうしましょう。
で、その時に、使うテクニックは、倍数、公倍数なんです。
どうやってそろえることができるのか。
それは、公倍数にそろえて、それぞれの式を倍分のように、
いわゆる、「相似」、
つまり、
みかんの個数を3個と2個の最小公倍数6個にそろえます。
そろえるために、それぞれの2つの式を上は×2、下の式は×
みかんが6個にそろったので、
りんご1個が100円となります。
更に、みかんは、初めの
みかん3個とりんご4個で550円の式を使って求めると、
みかん3個は550円−400円=150円となり、150÷
この問題のポイントは、
「公倍数に一方をそろえる」⇒そして「消す」ということです。
「どうして数をそろえるの??」、「なぜ、最小公倍数なの??」
本当は、
しかし、どんどん授業は先に進んでいってしまうし、
なんとなく、先生が「そろえる!」
しかし、本当はそこで一つ一つの疑問を解消していくことが算数は
そういった「会話のやり取り」をしていきましょう。
疑問に思ったことはどんどん聞いてください。そして、
ちゃんと理屈がわかって、式を使えるようにしていきましょう。
卒業生とお話ししていて、「先生に習ったニュートン算、
「キツネを探す角度の問題(
本当に今まで教えてて良かったな、いろいろあるけれど、
式ではなく、問題の解説だけでなく、その問題のポイント、