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面積図をかくときの注意点 外交は明治政府に学ぼう 強くて優しい日本人

2020-10-23 06:57:23 | 日記

今回のお題は      
「面積図をかくときの注意点」  

ここでいう面積図とは
「2段の面積図」とお考えください。

面積図はおそらく
どこの塾にお通いでも習う解法かと思います。

実は、面積図には
「些細だけれども、実はおさえていないと後々失点につながりやすいこと」
があります。

それをきちんと把握できていますか?

以下の内容を確認してください。
では、いきましょう。

面積図のカタチは決まっている?

面積図を初めて学習する単元は
お通いの塾によって異なるでしょう。

つるかめ算の面積図
平均の面積図
食塩水の面積図

多いのは、このあたりでしょうか。

もう既に面積図の学習を終えている場合に
試しに上記の3つのうち、どれか1つテーマを選んでください。

そして、そのテーマの学習に取り組んだときの
ノートやプリントにお子さんがかいた面積図を確認してください。

いずれも2段の面積図になるので
下図のAかBのどちらかのカタチになっているはずです。

面積図を描く2

①すべてAのカタチの面積図をかいている
②すべてBのカタチの面積図をかいている
③問題によってAのときもあれば、Bのときもある

①~③のどれにあてはまりますか?

診断結果は?

③であれば問題なし。

①と②の場合は、ちょっと注意が必要かもしれません。

面積図をかくときのポイントは
「問題文中に出てきた順番に左側からかくこと」

たとえば、次のようなつるかめ算の問題
「1本40円のえんぴつと1本100円のボールペンを
合わせて10本買ったところ、代金は760円になりました。」

えんぴつ、ボールペンの順番に出てきているので
面積図の左側がえんぴつ、右側がボールペンになります。

つまり、Bのカタチの面積図になるわけですね。

ところが、この問題でもAのカタチの面積図をかいてしまうお子さんは
・面積図はAのカタチしかかけない
・面積図はAのカタチでないと理解にしくい(=Bのカタチだと気持ち悪い)
状態になっている可能性があります。

本来であればAのカタチの面積図をかくべきところを
Bのカタチの面積図をかいてしまうお子さんも
同様の状態になっている可能性があります。

で、何が危ないの?

上記のような状態になっていても
先ほどのつるかめ算の問題は正しい答えを出すことができます。

ですから、危ないかも?、なんて意識されることはありません。

注意すべきは、比を求める設問のときです。

「ア:イ」という比を求める場合
アとイは問題文中では、ほとんどの場合、ア、イの順番で出てきます。

先ほどのつるかめ算の問題。
もし、双方の代金の比を求める設問だった場合は
ほとんどが以下のような問題文になります。

「1本40円のえんぴつと1本100円のボールペンを
合わせて10本買ったところ、代金は760円になりました。
このとき、えんぴつの代金とボールペンの代金の比を求めなさい。

問題文中にえんぴつ、ボールペンの順番に出てきているので
比を求める設問でも、「えんぴつ:ボールペン」になることがほとんどです。

このとき、もしAのカタチの面積図をかいてしまうとどうなるか?
左のボールペンが6本で600円、右のえんぴつが4本で160円なので
素直に左:右で600:160=15:4と求めたあとに、左右入れ替えて4:15と答える。
もしくは、代金を求めたあとに、左右入れ替えて160:600=4:15と答える。

いずれにしても、この左右入れ替えるという
ひと手間かかってしまうところが危ない。

失点につながりやすくなります。

ラクしましょう

処理段階での無駄な失点を防ぐ手法は2つ
・ミスなく処理する精度を高める
・処理の行程を減らす

処理の工程は少ないほど、失点する機会も減ります。

今回の、面積図について
「些細だけれども、実はおさえていないと後々失点につながりやすいこと」

ぜひ確認してみてください。

おしまい。



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